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胃を保護するための食べ物や生活習慣を知りましょう。りんごや生姜、山芋などはお勧めです




胃を酷使する時期は胃炎に注意

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年末年始は忘年会や新年会、お正月などで美味しいものを食べたり、
お酒を飲む機会が増えますよね。

そうすると、どうしても胃に負担を与えることになります。

胃に負担を与えて続けていると、
急性胃炎になるリスクが高まります。

胃に負担を与えると、胃の粘膜が荒れますので、
そこから炎症が起こりやすくなるのです。

急性胃炎になると、食欲不振や胃のむかつき、胃の不快感、
胃のもたれ、吐き気、嘔吐、胃の痛みなどの症状が現れます。

このような症状が出ても、
そのまま胃を酷使し続けると、症状が悪化して、
胃から出血して吐血や下血が見られることもあるんです。

たかが胃炎と思わずに、胃を酷使する時期だからこそ、
胃を大切に保護してあげたいですね。

胃を保護する食べ物は?

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では、胃を保護するためにはどうしたら良いのでしょう?

胃を保護する働きのある食べ物をご紹介します。

胃を保護してくれる食べ物で有名なものは、牛乳ですよね。

牛乳は胃酸を中和して、胃の粘膜を保護してくれる働きがあります。

また、胃炎など胃の痛みを和らげてもくれるんです。

もし、牛乳が苦手という方は、
ヨーグルトやチーズなどの乳製品でも同じ効果が得られますので、
そちらを食べるようにしましょう。

ただ、「お酒の前に牛乳を飲むと、
悪酔いしにくい、酔っぱらいにくい」と言われていますが、
アルコールの分子は牛乳で作られた膜を
通過できるほど小さいですので、あまり意味がないようです。

牛乳や乳製品は胃の保護はできますが、
アルコールの吸収を抑制することはできません。

また、大根やカブも胃の保護に有効です。

大根やカブには、でんぷんを分解してくれる消化酵素の
ジアスターゼが含まれていますので、消化を助けて、
胃の痛みやもたれを解消してくれるんです。

このジアスターゼは熱に弱いですので、
胃を保護する目的で食べる時は、
サラダや大根おろしなどにすると良いでしょう。

このほか、りんごや生姜、山芋、納豆、オクラ、
アロエなども胃の保護には効果があります。

胃を守る生活習慣

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胃を守るためには、
食べるものだけではなく生活習慣にも気をつけましょう。

胃炎の原因は暴飲暴食だけではありません。

ほかの原因でも胃炎になるんです。

胃炎になりやすい生活習慣は、
暴飲暴食のほかに香辛料や刺激物の取りすぎやストレス、
不規則な生活、タバコやアルコールなどがあります。

これらの要因をできるだけ日常生活から取り除くようにしましょう。

そして、ストレスを溜め込まず、睡眠・休息をしっかり取り、
規則正しい生活を心がけて、胃を守っていきたいですね。





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2014年12月27日 | カテゴリー:アルコール

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