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深夜に食べるとなぜ太る?深夜に食べる健康への影響について知りましょう。




深夜に食べるとなぜ太る?

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「夜22時以降に食べると太る」、
「ダイエット中はできるだけ20時以降は食べないように」
というのは常識ですよね。

でも、なぜ深夜に食べると太るのでしょうか?

1つ目の理由は深夜に夕食を食べると、
昼食からの時間があきすぎているため、強い空腹を感じて、
思わずドカ食いしてしまう危険が高いためです。

おなかが空いていると、ついつい食事の量を
いつもよりも多めに準備してしまいますよね。

そして、食べ過ぎてカロリーオーバーになってしまう
というわけです。

「それなら、注意してカロリーオーバーにならなければ、
深夜に食べても良いの?」と思うかもしれませんが、
それでも深夜に食べると太ってしまうのです。

深夜に食べると太る2つ目の理由は、
「BMAL1」というたんぱく質の量が
22時から午前2時にピークを迎えるためです。

BMAL1というたんぱく質は、
脂肪を蓄積させる酵素を増やす働きがあります。

つまり、BMAL1が増えれば、
エネルギーが脂肪になって体内に蓄積するというわけなんです。

このBMAL1の量は、日中14~15時ごろがもっとも少なく、
22時から2時にかけてがもっとも増えます。

ですから、深夜に食べるとそのエネルギーが
脂肪として溜め込まれてしまうんです。

それに、深夜に食べるとあとは眠るだけですから、
食べたカロリーを消費できないですよね。

だから、深夜に食べると太ってしまうのです。

深夜に食べると記憶力低下?

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深夜に食べることは太るだけでなく、
記憶力の低下にもつながる可能性があるんです。

アメリカのカリフォルニア大学
ロサンゼルス校が行ったマウス実験で、
本来眠る時間に食べ物を食べたマウスは、
普通に生活していたマウスと食べる量や睡眠時間は同じでも、
記憶力が目立って低下したという結果が出ました。

研究チームは、睡眠サイクルのずれと
本来寝るべき時間に飲食をすることは、
記憶力を低下させると結論付けていて、
これは人間にも当てはまるのではないかとしています。

深夜に食べると太るだけじゃなくて、
記憶力にも影響があるんですね。

最も簡単にできるダイエット法

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でも、仕事の関係でどうしても
夕食が深夜になってしまうという人もいると思います。

そういう人は、簡単にできるダイエット方法を
生活の中に取り入れてみましょう。

簡単にできるダイエット法とは、朝日を浴びることです。

朝日には、体内時計を調節してくれる
ブルーライトが多く含まれていますので、
朝日を浴びることで体内リズムが整います。

そうすると、新陳代謝が活発になって、
体重が落ちやすくなるんです。

実際に日光を浴びた量や摂取カロリー量を比較した実験では、
年齢や運動量、食事量に関係なく、朝日を多く浴びた人は、
少ない人に比べてBMI値が低いことがわかりました。

このダイエット効果を得るためには、
午前8時から正午までの午前中の日光を
20~30分浴びると良いそうです。

通勤時にいつもより遠回りして歩いたり、
ゆっくり日向ぼっこしたりしてみてはいかがですか?





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2014年12月30日 | カテゴリー:ダイエット 健康全般

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