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ストレスの素である「コルチゾール」は食べ物で抑制しましょう。




ストレスホルモン、コルチゾール

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現代社会はストレス社会と言われています。

生きているだけで、ストレスを感じてしまうんですね。

ストレスが健康に悪いというのは、
皆さん知っていると思います。

ストレスが引き起こす病気で思い浮かぶのは、
胃潰瘍やうつ病でしょうか。

でも、ストレスによる病気はこれだけではないんです。

ストレスは、心臓病や乳がん、記憶喪失、糖代謝異常、
血栓症、肥満などに大きく関わっていることがわかっています。

また、ストレスは細胞のDNAを損傷しますので、
細胞の老化を早めます。

つまりストレスを感じると、老けるのが早くなるんです。

ストレスを感じると、
体内ではコルチゾールというホルモンが分泌されます。

コルチゾールは代謝や炎症の抑制など
生命維持に欠かせないホルモンですが、
ストレスを感じると分泌が促進され、
脳の萎縮や記憶力低下など心身へ悪影響を
及ぼすことがわかっています。

ストレスでの悪影響を避けるためには、
このコルチゾールのバランスを取り、
増やしすぎないことが大切なのです。

ビタミンCでストレス退治

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ストレスを感じた時にコルチゾールの分泌を抑えるには、
ビタミンCが有効です。

ビタミンCは抗酸化力が強いですので、
コルチゾールの分泌を抑制してくれますし、
コルチゾールで体内が酸化するのを防いでくれるのです。

ストレスを感じてコルチゾールが分泌される状態が続けば、
その分ビタミンCが体内でドンドン消費されている状態ですので
「ちょっとストレス過剰だな」と思ったら、
ビタミンCを積極的に取るようにしましょう。

ビタミンCはサプリメントを使うのも良いですが、
野菜や果物を食べれば簡単に摂取することができます。

フルーツジュースなどでも
気軽にビタミンCを取ることができますね。

ダークチョコレートでストレス退治

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ダークチョコレートもストレスに効果があります。

ドイツの研究者は、
30人の被験者に毎日1.5オンス(約42g)の
チョコレートを2週間食べ続けてもらい、
血中のコルチゾールの値を調べたところ、
チョコレートを食べる前に比べて、
ほとんどの人がコルチゾールの値が下がったという
実験結果があります。

また、チョコレートに含まれるテオプロミンという成分は、
神経を鎮めてリラックスさせる効果がありますので、
ストレスにはもってこいの食べ物なんです。

ただ、このチョコレートのストレス軽減効果は、
チョコレートの原料であるカカオに由来するものですので、
ホワイトチョコレートでは意味がありません。

また、ミルクチョコレートよりもカカオ成分が多い
ダークチョコレートが良いでしょう。

このほかにも、ピスタチオや牡蠣、
サーモンなどもコルチゾールの抑制には効果的です。

毎日ストレスを感じている人は、
食べ物からストレス対策をしてみませんか?





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