イメージ画像

あなたの入浴法は間違っているかも?正しい入浴法を知りましょう!




ゴシゴシ洗いは体臭の原因?

150216-4

あなたは入浴時に、身体をどうやって洗っていますか?

「体臭が気になるから」、「身体をきれいにしたいから」、
「汚れはできるだけ落としたいから」と
身体を強くゴシゴシと洗っていませんか?

特に、ナイロンやポリエステルなど
合成繊維のタオルやスポンジを使って
ゴシゴシと強く洗っている人は要注意です。

過度なゴシゴシ洗いは、体臭を強くする原因になるんです。

ゴシゴシ洗えば汚れが落ちて、
体臭の原因も取り除ける気がしますよね。

なぜ、ゴシゴシ洗いが体臭の原因になるのでしょうか?

皮膚には常在菌がいます。

この常在菌は腸内細菌と同様に善玉菌と悪玉菌がいるんです。

善玉菌は弱酸性の脂肪酸を出して、
肌を保護する役割を担っていて、
汗をかいても臭いがしにくくなっているんです。

でも、ゴシゴシと皮膚を強く洗ってしまうと、
善玉菌を洗い流してしまいます。

善玉菌が減少すると、悪玉菌が一気に増殖します。

悪玉菌の中には、アンモニアを出すものがありますので、
ゴシゴシと強く洗うと体臭が強くなる原因になるんです。

肩まで浸かると心臓に悪い

130621-2

湯船に入る時、どこまでお湯に浸かっていますか?

身体を温めようと、
肩までしっかり浸かっているという人も多いと思います。

でもその入浴法は、心臓に負担をかけているんです。

肩までお湯に浸かると、全身に水圧がかかります。

肩までお湯に浸かった場合、
500kgから1tもの水圧が全身にかかるんです。

心臓付近だけでも80kg近くの水圧がかかると言われています。

それだけの圧力を受けながら、心臓は動かなくてはいけませんので、
心臓に負担がかかるのもうなずけますよね。

そして、水圧は血管にもかかりますので、
血圧は高くなり、心臓に負担がかかります。

湯船から出ると、一気に血圧が下がることもがありますので、
注意が必要です。

入浴は肩まで浸かるのではなく、半身浴にしておきましょう。

半身浴なら、心臓への負担は軽減されますし、
身体も芯から温まり、湯冷めもしにくいんです。

正しい入浴法は?

130705-14

では、正しい入浴法とはどんなものでしょうか?

まずは、入浴のタイミングです。

食事後すぐの入浴は止めましょう。

食事直後は胃腸が活発に動きますが、
入浴して水圧をかけると胃腸の動きが鈍くなり、
消化不良を起こす原因になります。

そして、入浴前に脱衣所や浴室の室温を温めておきましょう。

血圧の乱高下を防ぐことができます。

そして、脱水を防ぐために、
入浴前にコップ1杯の水を飲むことをオススメします。

入浴のお湯の温度は38~40℃とちょっとぬるめにして、
入浴時間は15~20分。

そして、半身浴でゴシゴシ洗い過ぎないことにに注意すればOKです。

今日から正しい入浴法を始めてみませんか?





タグ



2015年2月16日 | カテゴリー:健康全般

あわせて読みたい関連記事