イメージ画像

お酒飲むなら焼酎!注目すべき「焼酎」の健康効果を知りましょう。




焼酎は血栓を溶解する?

160812-5

あなたは、お酒を飲むときはどんな種類のお酒を選んでいますか?

ビール?ワイン?日本酒?人によって、
お酒の好みは異なると思いますが、
これからは焼酎を中心に飲んでみませんか?

焼酎は体に良い効果があるんです。

焼酎の身体によい効果の1つ目は、血栓溶解作用です。

血管内に血栓ができると、
それが心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。

そのため、血栓は命に関わるものなんです。

血管内での血栓は、
フィブリンという繊維状のたんぱく質が
血小板を引き寄せるために形成されますがt-PAや
ウロキナーゼという物質が分泌されることで、
血栓は溶解されます。

焼酎はこのt-PAやウロキナーゼの分泌や
活性を促す効果があることが分かったんです。

お酒を飲まない人と焼酎を飲む人では、
t-PAやウロキナーゼの活性は2倍も差がある
という研究結果もあるんです。

そのため、心筋梗塞や脳梗塞を予防したい人は、
お酒を飲むなら焼酎を選ぶと良いんです。

芋焼酎は血糖値の上昇を抑制

160812-6

糖尿病が気になる人は、
焼酎の中でも芋焼酎を選ぶと良いでしょう。

鹿児島大学大学院医歯学総合研究科の研究によると、
芋焼酎には血糖値の上昇を抑制する効果があることが
分かったんです。

健康な30~50代の男女6人が、
ビール・清酒・芋焼酎・水の4種類を
1週間おきに1種類ずつ飲みながら夕食を取ったところ、
食後1時間の血糖値が水では
食前の血糖値から50%上昇していたのに対し、
芋焼酎では15%の上昇にとどまったとのことです。

食後の血糖値が緩やかに上昇すれば、
それだけインスリンの分泌を抑えることができますので、
糖尿病を予防することができますし、
肥満の予防にもなるんです。

糖尿病が気になる人、血糖値を低めに抑えたい人は、
お酒を飲むなら芋焼酎を飲むようにすると良いでしょう。

アルコール量とおつまみには要注意!

160812-7

血栓溶解作用と血糖値の上昇抑制作用という
焼酎の健康効果を2つご紹介してきましたが、
注意しなければならないこともあります。

それはアルコールの量とおつまみに注意することです。

いくら、焼酎には血栓溶解作用と
血糖値の上昇抑制作用があるからといっても、
焼酎を飲み過ぎてしまったら、意味がありません。

アルコールは適量だと健康に良いのですが、
適量を越えてしまうと、健康に悪影響があるのです。

適量のアルコールは20gですので、
焼酎は0.6合程度となります。

また、おつまみ高カロリーのものを選んでしまうと、
カロリーオーバーになって肥満になり、
血栓ができやすくなったり、
糖尿病の原因になりますので気をつけてください。

さらに、既に血栓溶解の薬を飲んでいたり、
糖尿病を指摘されている人は、
主治医に焼酎を飲んで良いかどうかを確認してから
飲むようにしてくださいね。





タグ



2016年8月13日 | カテゴリー:アルコール 生活習慣病

あわせて読みたい関連記事