肌を乾燥から守るためにしたい事とは?入浴時や食生活がポイントです
乾燥のサイン
寒くなってくると、お肌の乾燥が気になってきます。
かさつきがひどくなって、
かゆくなってつい掻いてしまったりすると、
肌には相当のダメージなので、なるべく肌が
乾燥しないように注意していくことが必要です。
そのような乾燥状態のサインは、
まず、すねやかかとに現れます。
すねなどが粉をふくようにかさかさになったりするなど
心あたりのある方も多いのではないでしょうか?
サインがあらわれたら、
他のところもすぐに乾燥してくるので、
しっかり対策をしていきましょう。
生活の中で注意すべきこと
では、普段の生活で乾燥を防ぐために
注意しておくこととはなんでしょうか?
洗顔や入浴には細心の注意が必要です。
まず、入浴時は、
湯船に浸かる際に熱いお湯に入ることと、
硫黄が入っている入浴剤を入れることは避けましょう。
熱いお湯につかると、
出たあとに体の水分の蒸発が起こるので、
さらに乾燥してしまいます。
硫黄はそれ自体に乾燥させる効果があるので、
避けたほうが良いでしょう。
体を洗う際はゴシゴシこすらないことが大切です。
ゴシゴシ洗ってしまうことで、
水分や脂分を閉じ込めている角質層を
削ることになってしまいます。
そして洗顔については、まず、
体と同じようにやさしく洗って洗いすぎないことと、
洗顔のあとはしっかり化粧水等で保湿をすることが大切です。
乾燥を防ぐ食事
肌の乾燥を防ぐには、直接乾燥を防ぐ効果以外に
肌の新陳代謝をしっかり働かせる必要があります。
肌は28日周期で古い角質がはがれ、
新しい層が表に出てくるように、
ターンオーバーをしていますが、
それが上手くいかないと、乾燥だけでなく、
さまざまな肌トラブルをも引き起こしてしまうのです。
まず、ビタミンAです。
ビタミンAは、皮膚の新陳代謝を高め、
さらに乾燥も防ぐ効果があり、
緑黄色野菜やうなぎに多く含まれています。
ビタミンBも代謝の改善に役立ち、
豆腐や豚肉に含まれます。
ビタミンCはコラーゲンの吸収を助け、
はりのあるお肌を保つ働きがあり、
野菜や果物に含まれています。
ビタミンEは血行を促進することで、
肌の新陳代謝を助けたり、活き活きとした肌へ導きます。
抗酸化作用もあり、大豆やごまなどに含まれています。
このように、日々の生活の中で
特に入浴や洗顔時にほんの少し気を遣うだけで、
乾燥を防ぐことが可能で、
食事に関しても栄養バランスのとれた食事を心がけることで
さらに乾燥を防ぐことができるようになります。
体の健康状態が肌に出るともいいますので、
基本的には規則正しい生活と、
正しい食生活が基本と言えるでしょう。