イメージ画像

ストレスで糖尿病に?!新たにわかった原因とは?ストレスと糖尿病の関係について




ストレスで糖尿病になる?!

140906-4

日本中で950万人が罹っているとされる糖尿病。

糖尿病の原因は、高脂肪・高カロリーの食事・
肥満・運動不足・喫煙ということはよく知られていますが、
実は、新たな糖尿病の原因として注目されているのが、
「ストレス」です。

ドイツのミュンヘン ヘルムホルツ センターという機関の調査で
強いストレスを感じている人は、
糖尿病を発症する確率が45%も高くなる
という研究結果が発表されました。

この研究の中では、5000人超の
ドイツの働く世代を対象に追跡研究を実施しています。

職場で強いプレッシャーを感じている人は、
そうでない人に比べて、
2型糖尿病を発症する確率が45%も高かったとのことです。

この研究では、肥満・年齢・性別などの要因を
取り除いて解析を行っていますが、
それでもストレスと糖尿病との関係は
明確だと述べられています。

ストレスと糖尿病の関係

Businessman Thinking on Steps

強いストレスを感じると、
体の中で様々なホルモンが分泌されます。

特に、交感神経が活発になることで、
血糖を上げる作用を持つアドレナリンや
コルチゾールといったホルモンが過剰に分泌され、
血糖値が上がりやすくなってしまいます。

特に、コルチゾールというホルモンは、
ストレスの影響を受けやすいことで知られています。

更に、ストレスを感じることで、
飲酒や喫煙の量が増えたり、
甘いものや高カロリーの食事をドカ食いするなど、
糖尿病を悪化させやすい行動が
起こりやすくなってしまうことも原因です。

糖尿病にならないための、ストレス対処法とは?

cont10-2

ストレスをためないためには、
ストレスを解消する自分なりの方法を持つことが
何より大切です。

仕事の後の1杯や、
自分へのご褒美ディナー・ご褒美スイーツなどで
ストレスを解消する方も多くみられますが、
それでは糖尿病のリスクを高めてしまいます。

体を動かすような趣味を見つけたり、入浴や読書、
ヨガなど、心身をリラックスさせるような
ストレス解消法を見つけるようにしましょう。

米国糖尿病学会では、ストレスに対処する方法として、
以下のような項目を提唱しています。

①環境を変える
②休養を取る
③趣味や娯楽を持つ
④腹式呼吸をする
⑤主治医や専門家に相談する

自分に合ったストレス解消法を見つけられると良いですね。





タグ



2014年9月6日 | カテゴリー:生活習慣病

あわせて読みたい関連記事