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良質な睡眠だけじゃない!メラトニンの健康パワー3つとは・・!




良質な睡眠にはメラトニン

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メラトニンというホルモンを知っていますか?

メラトニンが睡眠と深い関わりがあることを知っている人も
多いかもしれません。

メラトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれていて、
質の高い睡眠には欠かすことができないホルモンなのです。

メラトニンは夜になって暗くなると、分泌が盛んになり、
体温や脈拍、血圧を下げて、体をリラックスさせ、
眠りにつくための準備を整える効果があります。

そのため、夜にメラトニンの分泌量を多くすることが、
快適な睡眠、質の高い睡眠のためには
欠かすことができないのです。

夜にメラトニンの分泌を多くするためには、
朝にしっかり朝日を浴びることが大切です。

起床後に強い光を浴びると、メラトニンの分泌はストップし、
それから14~16時間後にまた分泌されるようになりますので、
朝起きたら、しっかり朝日を浴びる習慣をつけておきましょう。

免疫力をアップ!

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メラトニンの働きは、
質の高い睡眠を得られるだけではありません。

免疫力をアップさせる働きもあるんです。

メラトニンは免疫組織の1つである胸腺を
活性化させる働きがあります。

胸腺はT細胞という免疫細胞を作り出していますので、
メラトニンは免疫力をアップさせる効果があるのです。

T細胞には、がん細胞やウイルスに感染した
悪い細胞を見つけるヘルパーT細胞
ヘルパーT細胞が見つけた悪い細胞を攻撃する
キラーT細胞などがあります。

そのため、メラトニンを十分に分泌させると、
がんになりにくいですし、
風邪やインフルエンザなどの感染症にもかかりにくくなるのです。

高い抗酸力にも期待!

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メラトニンの働きの3つ目は、抗酸化作用です。

抗酸化作用といえば、カテキンなどのポリフェノールや
βカロテンやリコピンなどのカロテノイドを
思い浮かべるかもしれませんが、
メラトニンも抗酸化作用を持っているんです。

抗酸化作用は、生活習慣病やがん予防、
アンチエイジング、美肌作りなどに役立ちますので、
メラトニンは若返りのホルモンといえるかもしれません。

また、抗酸化作用によって生殖細胞が活性化され、
ホルモンバランスを整えてくれるため、
不妊治療にも効果があるとされていますし、
ほかの抗酸化作用がある物質とは違い、
血液脳関門を簡単に通ることができるため、
全身に行き届くことができる抗酸化作用があるホルモンなのです。

メラトニンは1~5歳までがもっとも分泌量が多く、
その後は加齢共に少しずつ減少していきます。

メラトニンを増やすためには、朝日をしっかり浴びること、
寝る前はスマホやパソコン、テレビを消して、
強い光を浴びないようにすることが大切です。

また、メラトニンの原料は
トリプトファンというアミノ酸ですので、
トリプトファンを豊富に含む赤身の魚、赤身の肉、
大豆製品、乳製品などを積極的に食べるようにしましょう。





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2015年10月1日 | カテゴリー:睡眠

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