不規則な睡眠は糖尿病や肥満に?規則的な睡眠を心がけましょう!
女性の不規則な睡眠は糖尿病の原因に?
あなたは毎日規則正しい睡眠を取っていますか?
ついつい夜更かしをしたり、寝坊したりしていないでしょうか?
忙しい毎日を送っていると、睡眠を軽視しがちで、
不規則な睡眠になることが多いのですが、女性の不規則な睡眠は
健康に悪影響を及ぼすことがわかったんです。
アメリカのピッツバーグ大学の研究では、
48~58歳の夜勤なしの中年女性
(白人、アフリカ系アメリカ人、中国人)370人の
睡眠パターンとBMI、インスリン抵抗性を調べ、
5年後に再調査しました。
その結果、就寝時間の変動が大きかったり、
就寝時間が遅くなってしまう人は、
インスリン抵抗性が高くなる傾向がわかりました。
インスリン抵抗性が高くなるということは、
体内でのインスリンの働きが悪くなる、
つまり血糖値が下がりにくいので
糖尿病になりやすいということです。
さらに、睡眠時間の変動が大きい人は、
BMI値が高くなる傾向にあることがわかったんです。
BMI値は肥満度をあらわすものですから、
睡眠時間が一定でない人は、
肥満になりやすいという結果が出たことになります。
規則正しい睡眠は朝型生活から
中年女性は、就寝時間や睡眠時間が不規則だと、
糖尿病や肥満になりやすいことがわかりましたが、
忙しいとどうしても睡眠時間が不規則になってしまいますよね。
日中は忙しくて時間が取れず、
寝る前にスマホやパソコンでインターネットをしたり、
メールをしていると、ついつい時間が過ぎていってしまい、
寝るのが遅くなることもあるでしょう。
そういう人は朝型生活に変えてみませんか?
夜寝る前はスマホやパソコンをせずに
いつも同じ時間に寝るようにして、朝にいつもより早めに起きて、
スマホやパソコンをする時間を作るんです。
朝にスマホやパソコンの時間を作れば、
「出勤時間まで」など時間の区切ることができますよね。
朝型生活にすれば規則正しい睡眠を取ることができると同時に、
自分の時間を作ることができるんです!
週末の寝だめはほどほどに
規則正しい睡眠を取り、健康を維持するためには、
朝型生活にシフトする以外に、
もう1つおすすめしたい生活習慣があります。
それは週末の寝だめを止めることです。
平日は忙しくて、どうしても睡眠不足になってしまうから、
週末に思いっきり寝だめをすることにしている
という人は多いですよね。
でも、週末に寝だめをすると、
睡眠時間が不規則になってしまいます。
また、週末に寝だめをしたからといって、
平日の睡眠不足が解消されるわけではないんです。
ただ、平日に睡眠時間が確保できない場合は、
週末に寝だめをしたいという気持ちもよくわかりますので、
週末の寝だめはほどほどに、
8時間程度を目安にすると良いでしょう。
不規則な睡眠は糖尿病や肥満につながることを知って、
規則正しい睡眠習慣を心がけるようにしたいですね!