ヨーグルトの健康効果を最大限にするおすすめの食べ方は?どうやって食べるのが良いの?
ヨーグルトで高血圧予防?
ヨーグルトは、健康に良い食べ物として知られていますよね。
健康のために、毎日食べているという人も多いと思います。
ヨーグルトの健康効果といえば、便秘解消や整腸効果ですよね。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内環境を改善し、
便秘を解消してくれるんです。
でも、ヨーグルトの健康効果はこれだけではありません。
ボストン大学医学大学院の
ジャスティン・ブエンディア氏が発表した研究によると、
ヨーグルトを週5回以上食べている女性は、
ヨーグルトを1ヶ月に1回程度しか食べない女性に比べて、
高血圧になるリスクが20%低いことがわかったんです。
これは、なぜヨーグルトを食べると
高血圧のリスクが低いのかはまだ解明されていませんが、
乳酸菌がかかわっているのではないかと推測されています。
さらに、ヨーグルトの健康効果はこれだけではなく、
糖尿病や骨粗しょう症、
循環器系の疾患にも効果があるとされているんです。
ヨーグルトの効果的な食べ方=温める
こんなに健康に良いヨーグルトですが、
さらにその健康効果を高めるためには、
食べ方に気をつけましょう。
健康効果を高める食べ方の1つめは、温めることです。
「ヨーグルトを温める」ということに
違和感を覚える人もいるかもしれませんが、
温めたほうが消化吸収に良いのです。
冷たいヨーグルトを食べると、胃腸を冷やしてしまいますので、
胃腸の働きが低下しますし、
冷え性に悩んでいる人は冷え性がさらに悪化します。
でも、温めたヨーグルトを食べると、
消化吸収が良くなりますので、
ヨーグルトの健康効果を最大限に活用することができるのです。
ただ温めすぎると、乳酸菌が死滅してしまいますので、
温めるときは沸騰させずに、
「温かい」程度にしておくようにしましょう。
ヨーグルトの効果的な食べ方=夜食べる
ヨーグルトの健康効果を最大限にする食べ方の2つ目は、
夜に食べることです。
ヨーグルトがなぜ健康に良いかというと、
善玉菌である乳酸菌が含まれているからですね。
つまり、乳酸菌を腸に届かせて、
腸内環境を整えることが、整腸作用だけでなく、
高血圧予防や骨粗しょう症予防などにも効果を発揮するんです。
そんな健康に良い乳酸菌は、
腸が最も活発に活動する時間に摂取したほうが
効率よく腸内環境を改善できますよね。
腸が活発に活動する時間は夜10時~深夜2時とされています。
この時間に腸に乳酸菌が届くと、
ヨーグルトの効果を最大限にすることができるのです。
そのため、ヨーグルトを食べるなら夕食後、
20~21時ごろに食べると良いでしょう。
ただ、あまり寝る前直前だと、胃がもたれたり、
寝ているときに血糖値が乱高下しますので、
寝る前2~3時間前には食べ終わるようにしてくださいね。