がん予防にはアイスコーヒー?がんのリスクを下げる生活習慣3つ!
がんのリスクを下げる=塩分控えめ
日本人の2人に1人ががんを発症し、
3人に1人ががんで亡くなるとされていますので、
日本人にとってがんは非常に身近な病気であり、
命を奪う可能性がある病気です。
がんは生活習慣病であり、日ごろの生活を見直すことで、
がんの発症リスクを下げることができるのです。
がんの発症リスクを下げる1つ目の生活習慣は、
塩分を控えめにすることです。
塩分の取りすぎは、がんの発症リスクを確実に上げます。
塩分の取りすぎは、胃がんを発症させるのです。
塩分は胃の粘膜を荒らしますので、
荒れた粘膜からがん細胞が発生し、胃がんを発症させるのです。
実際に日本では胃がんの発症率が高いのは
秋田県や新潟県、石川県、山形県など日本海側で、
豪雪地帯とされているところです。
豪雪地帯は保存食の関係から、
塩分を多めに取る傾向にありますので、
胃がんの発症率が高いのです。
胃がんを防ぐためには、
厚生労働省の基準である男性は8.0g未満、
女性は7.0g未満が目安ですが、
胃がんが心配な人はWHOの基準の1日5g未満を目指しましょう。
がんのリスクを下げる=標準体重の維持
がんのリスクを下げるためには、標準体重を維持しましょう。
肥満が健康に悪いことはみなさんご存知ですよね。
でも、痩せすぎも良くないのです。
特に、女性は「痩せているときれい」と思っている人が多く、
標準体重よりも痩せたいと思っている人が多いので、
注意が必要です。
痩せている人は、少なからず栄養不足に陥っています。
そうすると、基礎代謝が低下して、
細胞の生まれ変わりが遅くなります。
さらに、免疫機能にも影響を及ぼし、
本来ならがん細胞を攻撃するはずなのに、
免疫機能が低下して、がん細胞が増殖してしまうのです。
実際に、国立がん研究センターの研究によると、
BMI21未満の人は、BMI21 ~29 の人に比べてがんになりやすく、
BMIが19未満の人はBMIが23~24.9の人に比べて
約30%もがんになるリスクが高くなるという
研究結果が出ています。
太りすぎもがんになるリスクは上がりますが、
痩せすぎもがんになるリスクが上がるのです。
がんのリスクを下げる=アイスコーヒー
がんのリスクを下げるためには、
アイスコーヒーを飲む習慣をつけましょう。
コーヒーには肝臓がんを予防する効果があります。
国立がん研究センターの研究では、
コーヒーを全く飲まない人に比べて、
コーヒーを毎日飲む人は肝臓がんの発症リスクが50%低く、
毎日5杯以上飲む人は75%以上低いのです。
でも、熱々のホットコーヒーを飲むのは、
あまりおすすめできません。
熱い飲み物をを飲むと、食道の粘膜があれて、
そこからがん細胞が増殖するので、
食道がんになるリスクが高くなるのです。
ですから、がん予防のためには、
アイスコーヒーを飲む習慣をつけるのがベストなのです。
がんを予防するためには、
アイスコーヒーを飲む習慣をつけましょう。
冬の寒い時期は、
少し冷ましたホットコーヒーでも構いません。
がんのリスクを下げる生活習慣を3つご紹介しましたが、
3つとも今日から始められるものばかりですので、
将来がんにならないためにも
この3つの生活習慣を実践するようにしましょう。