ヨーグルトはなぜ健康に良いの?ヨーグルトの健康効果を知りましょう。
ヨーグルトで便秘解消!
ヨーグルトは、健康食品として有名ですよね。
ヨーグルトは美味しいし、健康に良いから、
毎日食べているという人も多いのではないでしょうか?
ヨーグルトを食べると健康に良い。
でも、具体的にはどう健康に良いのか知っていますか?
ヨーグルトを食べると、一体どんな効果があるのでしょう?
ヨーグルトの効果で最初に思い浮かぶものは、
便秘解消ですよね。
ヨーグルトには乳酸菌が含まれています。
乳酸菌は善玉菌ですので、腸内環境を整えてくれるんです。
腸内環境が正常化すれば、
腸の動きが活発になりますので、お通じが良くなり、
便秘が解消されるというわけです。
便秘が解消すれば、老廃物も体外へ排出されます。
老廃物が体内に少なくなれば、新陳代謝がアップしますので、
美容やダイエットにも効果的なんです。
ヨーグルトで免疫力アップ!
また、ヨーグルトを食べると免疫力が上がります。
ヨーグルトと免疫力の関係は、最近注目を集めていますよね。
なぜ、ヨーグルトを食べると免疫力がアップするのでしょう?
人間の免疫力には、免疫細胞が関係しています。
免疫細胞の中には、ヘルパーT細胞がありますが、
乳酸菌はこのヘルパーT細胞を
活性化させる作用があるんです。
ですから、
ヨーグルトを食べると免疫力がアップするんですね。
ヨーグルトはインフルエンザ予防にも効果があり、
小学生に特定の乳酸菌が含まれる
ヨーグルト飲料を飲み続けてもらったところ、
インフルエンザの罹患率が
大幅に下がったという実験データがあるんです。
また、乳酸菌はヘルパーT細胞の中のTh1細胞を
活性化させます。
ヘルパーT細胞にはTh1細胞とTh2細胞がありますが、
Th1細胞と比較してTh2細胞が強くなると
アレルギー反応が強くなります。
Th1細胞が活性化すれば、
相対的にTh2細胞が弱くなりますので、
アレルギー反応である花粉症の症状が緩和されるんですね。
ヨーグルトを食べるデメリットは?
健康に良いヨーグルトですが、
ヨーグルトを食べるデメリットもあるんです。
ヨーグルトを食べるデメリットは、
胃腸を冷やしてしまうことです。
冷たいヨーグルトを食べると、どうしても胃腸を冷やして、
下痢をしやすくなります。
そのため、胃腸を冷やさないためには
ホットヨーグルトという食べ方をおすすめします。
ホットヨーグルトは、ただヨーグルトを温めるだけです。
電子レンジなどで簡単にできますね。
ただ、乳酸菌は熱に弱いですので、
温めすぎには注意しましょう。
もう1つのデメリットは、
人によって合わない乳酸菌があることです。
乳酸菌の種類は、現在わかっているだけで350種類もあります。
一般的には効果があるとされている乳酸菌でも、
体質によっては合わないことがあり、
おなかが張るなどの症状が出る場合があります。
また、無糖のプレーンヨーグルトでも
100gあたり62kcalありますので、
健康に良いからといって必要以上に大量に食べると、
肥満の原因にもなりますので気をつけましょう。