花粉症対策は、生活習慣の見直しと早めに始めるのがポイントです。
今年の花粉の飛散量は?
間もなく花粉症のシーズンがやってきます。
花粉症の人にとっては、憂鬱な季節ですよね。
ただ、東日本にお住まいの方は、今年は例年に比べて、
花粉症が軽くて住むかもしれません。
今シーズンのスギやヒノキの花粉の飛散量は、
九州から近畿地方の西日本では、
例年並みか例年よりやや多いものの、
東海から東北地方の東日本は
例年より少ないという予想が出ています。
東海から南関東は例年の70~90%、北関東は50~70%、
東北地方や北陸地方は50%以下になる見込みです。
ただ、昨年度(2013年)は
花粉の飛散量が全国的に多かったため、
西日本でも昨年よりは飛散量は少なくなりそうです。
例外は北海道で、北海道は昨年の飛散量が少なかったため、
今シーズンの飛散量は昨年より多くなるでしょう。
また、飛散開始時期ですが、九州は2月上旬、
中国地方から関東地方にかけては2月中旬、
北陸地方は2月下旬、東北地方は3月となりそうです。
花粉症対策は飛散前から
毎年、症状が出てから、
抗アレルギー薬やマスクの着用などの
花粉症対策を行っている人は多いと思いますが、
今年の花粉症対策は症状が出る前から行ってみませんか?
花粉症対策を早めに行えば、
症状がひどくなることを防いだり、
発症を遅らせることができるんです。
抗アレルギー薬は、症状がひどくなってからだと、
薬の効き目が悪くなることがあります。
また、乳酸菌で免疫力を上げるために
ヨーグルトを食べる人もいると思いますが、
ヨーグルトを食べて
すぐに免疫力が上がるわけではないですよね。
日本医科大学の大久保教授によると、
「花粉飛散開始の予想日の
1~2週間前から治療を開始すると良い」と述べています。
花粉症に悪い5つの生活習慣
いくら花粉症対策を早期に始めても、
花粉症に悪い生活を送っていたら意味がありません。
花粉症に悪い5つの生活習慣をご紹介します。
1つ目は、偏った食生活です。
栄養の偏った食生活を送っていると、
花粉症の症状が悪化することがあります。
2つ目が喫煙や飲酒です。
喫煙は咽頭の粘膜に刺激を与えて、
花粉症の症状を悪化させますし、
飲酒は鼻づまりを悪化させることがあります。
3つ目が、睡眠不足です。
花粉症の季節は、特に睡眠を十分に取るようにしましょう。
4つ目が過度のストレスや疲労、5つ目が運動不足です。
睡眠不足やストレス、疲労、運動不足は、
身体の免疫力を低下させる原因となります。
日頃から適度な運動をして、休息はしっかり取り、
心身ともにリフレッシュした状態にしておきましょう。