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水を飲むと痩せる?水太りする?どっちが本当なのか知っていますか?




水を飲むとやせる?

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モデルやタレント、女優さんがテレビや雑誌で、
「美の秘訣は、毎日水を2リットル以上飲むことです。」
「水をたくさん飲んで、ダイエットしてます。」
と話していることがありますよね。

水をたくさん飲むと、痩せるんでしょうか?

実は、水をたくさん飲んでも痩せる効果はありません。

でも、健康には良いんです。

この健康に良い影響を与えることで、
自然に体重が落ちることはあります。

水をたくさん飲めば、腸の動きが活発になり、
便の水分量も増えますので、便秘が解消されます。

便秘気味の人だった人が、快便になれば、
その分腸内の宿便も減りますので、
体重が減ったかのように感じます。

また、便秘が解消すれば老廃物が排出されますので、
デトックス効果から新陳代謝が上がります。

さらに、水をたくさん飲むことで、
細胞一つひとつに十分な水分が行き渡りますので、
細胞が活性化することでも、代謝がアップします。

代謝がアップすれば、消費カロリーが増えますので、
間接的なダイエット効果が期待できるんです。

水太りって?

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水をたくさん飲むと、
便秘解消と代謝アップという効果が得られますが、
「水太り」という言葉もありますよね。

「水を飲んだだけでも太ってしまう」という人もいます。

これは本当なのでしょうか?

水はゼロカロリーですので、どんなに水を飲んでも、
それが脂肪となることはありません。

ただ、飲んだ分が排出されず、体内に蓄積してしまうと、
その分体重は重くなります。

いわゆる「むくんでいる」という状態です。

では、むくみを予防しつつ、
水をたくさん飲んで代謝を上げるには
どうしたら良いのでしょう?

これは、飲み方にコツがあります。

まずは、寝る前にたくさん飲むのは止めましょう。

寝ている時は代謝が落ちますので、むくみの原因となります。

逆に朝に水を多めに飲むことをおすすめします。

寝ている時は、思った以上に汗をかいていて、
体の水分が不足していますので、
起床後に体にしっかり水分を取り込むようにしましょう。

また、一度にたくさん飲むよりも、こまめに飲んだほうが、
体に吸収されやすいのでおすすめです。

水の飲みすぎに注意

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では、こまめに水分補給をすれば、
どんどん制限なく水を飲んでよいのかというと、
そうではありません。

水の飲みすぎは、「水中毒」を引き起こすことになります。

水中毒とは、過剰に水を摂取したことで、
腎臓の処理能力を超えてしまい、
低ナトリウム血症になってしまうことです。

腎臓の処理能力は毎分16mlと言われていますので、
1日にすると23リットルです。

1日に23リットル飲む人はいないと思いますが、
1時間にすると960mlです。

1時間で約1リットル飲んでしまう人は多いですよね。

これを何時間か続けていると、低ナトリウム血症になります。

低ナトリウム血症は、
軽症の場合軽度の疲労感や頭痛程度ですが、
重症になると昏睡状態になり死亡します。

水をたくさん飲むと健康に良いといっても、
やはり適量を守る必要があります。

健康やダイエット目的で飲む場合、
1日2リットルを目安にするようにしましょう。





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2014年4月13日 | カテゴリー:ダイエット 健康全般

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