ストレスで汗の匂いは臭くなる!汗の臭いを消す方法とは?汗のタイプも知っておきましょう
汗が臭う原因
夏場は特に気になる汗の匂い。
自分の汗の匂いが臭くないか、気になりますね
実は、汗には3種類のタイプがあるのをご存知でしょうか。
1. 外気温が高いためにかく汗
2. 運動をしたためにかく汗
3. ストレスが原因でかく汗
実はこの3種類の汗
出る場所が違うという大きな特徴があります。
汗臭さが最も気になる匂いとは・・・
3のストレスが原因でかく汗なのです。
なぜストレスで汗の匂いが変わるの?
先の「外気温が高いためにかく汗」と
「運動をしたためにかく汗」は、
エクリン腺という場所から出る汗です。
それに対して、「ストレスが原因でかく汗」は、
アポクリン腺という場所から出る汗です。
エクリン腺から出る汗は、皮膚表面から出る汗です。
その中身は酸性で、ほとんどが水分です。
そのため、匂いはほとんどありません。
逆にアポクリン腺から出る汗は、毛穴から出る汗です。
アルカリ性で水分の量も7~80%と少なく、
皮膚の常在菌に分解されることで、悪臭の原因となります。
更にストレスは、加齢臭の元である
ノネナールという物質も増やしてしまいます!
いわゆる「冷や汗」「脂汗(あぶらあせ)」が
この汗のことを言います。
緊張すると、脇の下に汗をかきますよね?
これがストレスが原因の『臭う汗』です。
汗の匂いは、人の印象も左右する?!
アメリカの実験では、エクササイズ後の汗と
ストレスを感じた時の汗をコットンに採取し、
18~55歳の被験者120名に、
育児・仕事・家事をしている女性のビデオを見ながらかいでもらい
その女性の自信や信頼度を予測すると言うテストを行ったそうです。
結果、多くの被験者が、ストレスを感じた時の汗の匂いを判別し、
その女性の「信頼度・自信」が低かったとのこと。
特に、男性にはその傾向が顕著だったという結果が
発表されています。
つまり、ストレスを感じた汗の匂いは、汗臭いだけでなく、
その人が「自信がなさそう・信頼度が低そう」に見えてしまう
原因の1つにもなるということですね。
汗の匂いを消すには?
汗の匂いをなくすもっとも手軽な方法は、制汗剤の利用です。
仕事の前や会議・商談の前なども、
制汗剤を積極的に利用するといいですね。
特に夏は常に持ち歩くと良さそうです。
また、基本的な生活習慣として、
汗の臭いそのものを減らす工夫があります。
1. 肉や脂肪を多く含む食品を食べ過ぎない。
2. 乳酸菌、オリゴ糖、食物繊維を含む食品を多く摂る。
例えばメカブやモズクなどの海藻類や、
納豆などの大豆製品、緑黄色野菜、
ヨーグルト、きのこ類などです。
3. 日頃から運動・半身浴などで汗をかく習慣をつける。
エアコン漬けで運動不足の方は要注意ですね。
汗をかいてもすぐに臭うわけではないので、
汗の匂いが気になる方は、
制汗剤や汗拭き用のウェットティッシュなどを持ち歩き、
人と会う前に利用すると安心ですね。