良質な睡眠のために取りたいアミノ酸3種類!良質な睡眠を取るようにしましょう。
快適な睡眠にはトリプトファンを!
最近、睡眠時間はちゃんと確保しているのに、眠りが浅い。
また、昼間に眠気を感じているという人はいませんか?
睡眠時間をきちんと確保していても、睡眠の質が悪いと、
健康に悪影響が出てしまいますので、
良質の睡眠を心がけるようにしましょう。
良質の睡眠を取るためには、寝具にこだわったり、
寝る前にリラックスタイムを作るなどの方法がありますが、
今日は良質の睡眠を取るための栄養素をご紹介します。
良質の睡眠を取るための栄養素、
1つ目はトリプトファンです。
トリプトファンとはアミノ酸の一種で、
メラトニンというホルモンを作る原料となります。
メラトニンは睡眠ホルモンと呼ばれるホルモンで、
夕方から深夜にかけて分泌量が増え、分泌量が増えることで、
眠気が出てきて、質の高い睡眠を取ることができるのです。
トリプトファンは牛乳やチーズなどの乳製品や豆類、
バナナ、肉類、アボカドなどに多く含まれています。
ギャバもオススメのアミノ酸
良質な睡眠を取るための栄養素2つ目はギャバです。
ギャバもトリプトファンと同じくアミノ酸の一種で、
ギャバは神経を鎮める働きがあるのです。
現代人はストレスにさらされていますが、ストレスを受けると、
脳内のギャバの量がどんどん減っていきます。
ギャバの量が減ると、神経を鎮める働きが弱くなり、
さらにギャバによって抑えられていた神経を
興奮させる働きがあるグルタミン酸の活動が活発になりますので、
神経が高ぶり、イライラするようになるんです。
神経が高ぶってイライラすれば、
睡眠の質は下がってしまいますよね。
そのため、精神を安定させ、
神経を鎮める働きがあるギャバを取ると、
良質の睡眠につながるのです。
ギャバは玄米や発芽米、あわやヒエなどの雑穀類、
チョコレートやコーヒー、小魚などに豊富に含まれています。
グリシンは深部体温を下げてくれる
良質の睡眠のためには、
アミノ酸の一種であるグリシンもオススメです。
人間は寝ている時には体温が下がります。
体温が下がることで、
脳が「あ、休む時間なんだ」と考えて、深い眠りに入るのです。
グリシンは、手足の血管を広げる効果があります。
皮膚に近い手足の血管が広がって、血流が増加すると、
そこから熱が放散されて、
体温が下がりやすくなるんです。
体温が下がれば、
良質で深い睡眠を取ることができますので、
朝もスッキリ起きることができます。
グリシンは、エビやホタテ、イカ、カジキマグロなどの
魚介類に豊富に含まれているアミノ酸です。
トリプトファン、ギャバ、グリシンの