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知らないうちに塩分過多になってしまう?塩分が多い食品を知りましょう。




塩分を取ると高血圧になる理由

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日本は欧米諸国と比べて高血圧の患者が多いとされています。

そして、その原因は塩分の取りすぎと言われています。

なぜ、塩分を取りすぎると高血圧になるのか、
あなたは知っていますか?

塩分にはナトリウムが含まれていますよね。

そして、体内のナトリウム濃度は
一定に保たれるように調整されています。

そのため、塩分を取りすぎて、
体内のナトリウム濃度が上がると、
濃度を一定に保とうとして、
体内に水分を蓄えるようになるんです。

体内のナトリウムが多くても、同じように水分が多ければ、
ナトリウム濃度は一定になりますよね。

ただ、体内の水分が増えると、
自動的に血液量も増えることになります。

血液量が増えれば、
血管壁を内側から外側へ押す圧力が高くなります。

つまり、血圧が高くなるんです。

塩分を取る→体内の水分が増える
→血液量が増える→高血圧になるという仕組みなんですね。

伝統的な和食は要注意

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高血圧の原因すべてが塩分の取りすぎというわけではありませんが、
塩分を取りすぎが高血圧の一因であることは間違いありませんので、
塩分の取りすぎには注意しなくてはいけません。

ついつい塩分を多く取ってしまう食事をご紹介します。

まずは、伝統的な和食です。

伝統的な和食は野菜や海藻類をたくさん食べますので、
健康的なものなんですが、1つだけ問題点があります。

それは、塩分が多いことです。

漬物や佃煮、味噌汁、干物などは
伝統的な和食の代表的なものですが、
どれも「ご飯が進むもの」で塩分が多いんです。

どれか1品を1日1回だけなら何の問題もないのですが、
「伝統的な和食は健康に良いから」と
これらすべてを1日3食食べ続けていると、
塩分の取りすぎで高血圧一直線になります。

レトルトや加工食品もNG

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忙しい人には便利なレトルト食品やインスタント食品、
ハム・ソーセージなどの加工食品も、
塩分が多めですので注意が必要です。

たとえば、カップラーメン1つには塩分が5gも含まれています。

日本人の塩分摂取量の推奨量は、
男性は1日8.0g、女性は7.0g未満ですから、
カップラーメン1つだけで、
1日の塩分のほとんどと取ってしまう形になります。

ハムやソーセージにも保存のために
塩分が多めに含まれていますから、
レトルト食品やインスタント食品、
加工食品は控えめにすると良いでしょう。

カレーは意外と塩分が多い

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また、意外なものでは
カレーの塩分に気をつけなくてはいけません。

カレーには、思った以上に塩分が多く含まれているんです。

カレーには1食あたり3~4gの塩分が含まれています。

ご飯と一緒に食べるものですから、
塩分が多く濃い目の味付けになるのは仕方がないことですが、
カレーが好きだからといってカレーばかり食べている人は、
塩分過多に気をつけなくてはいけません。

塩分を取りすぎて高血圧になってしまうと、
さらに塩分を節制しなくてはいけなくなりますので、
日ごろから塩分の取りすぎには気をつけて、
高血圧にならないようにしましょう。





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2016年2月20日 | カテゴリー:生活習慣病 食生活

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