イメージ画像

夜間頻尿で辛い睡眠不足に!夜間頻尿はまず生活習慣を見直そう!




夜間頻尿で寝不足に

160714-4

あなたは、就寝中に尿意で起きてトイレに行くことはありますか?

尿意を感じたら、目が覚めてトイレに行くのは当然のことなのですが
寝ている時に2度3度とトイレに起きていると、
睡眠が細切れになってしまい、睡眠の質が低下して、
睡眠不足になってしまいますよね。

もし、あなたが毎日のように
就寝中にトイレで起きる場合は夜間頻尿と言えるでしょう。

夜間頻尿は先ほども言いましたが、睡眠の質を低下させます。

睡眠の質が低下すれば、翌日の日中に眠気を感じて、
仕事や勉強の効率が落ちてしまうのです。

さらに、睡眠不足は糖尿病や心筋梗塞などの
生活習慣病のリスクを上げることがわかっています。

もし、夜間頻尿の人は、良質な睡眠を取るためにも、
夜間頻尿を治すための対策を取らなくてはいけません。

夜間頻尿の人は尿の色と水分量をチェック

160516-7

夜間頻尿で毎日の就寝中にトイレに行く人は、
まず1日の水分摂取量と摂取した時間をチェックして、
生活習慣を見直しましょう。

汗をかいたり、運動したりした場合はまた別ですが、
人間の1日の飲水量(食事からの水分を除く)の目安は
1リットル~1.5リットルとされています。

特に運動をしていないし、汗をかいてもいないのに、
この水分摂取量よりも明らかに多く水を飲んでいる人は、
水分の取りすぎで尿量が増え、そのために夜間も
トイレに行きたくなってしまっている可能性があります。

また、夜間にトイレに行った時に
尿の色をチェックしてみてください。

水のように無色透明に近ければ、
水分の取りすぎである裏付けになります。

そして、1日の水分摂取量は適正でも、
夜寝る前に水分をまとめて取っていたり、
コーヒーやアルコールなど利尿作用のあるものを飲む習慣がある人は、
それが夜間頻尿の原因となりますので、注意してください。

夜間頻尿は病気のサインかも

130703-15

1日の水分摂取量が適正で、
寝る前にまとめて水分を取っているわけでもなく、
利尿作用のあるものも飲んでいないけど、
就寝中にトイレに起きてしまうという場合は、
何らかの病気の可能性があります。

夜間頻尿を引き起こす原因となる疾患には、
膀胱が収縮してしまう過活動膀胱
高齢の男性に多い前立腺肥大があります。

過活動膀胱も前立腺肥大も、病院を受診して薬物療法をすれば、
症状は緩和されますので、夜間にトイレに起きることがなく、
質の高い睡眠を取ることができます

夜間に頻回にトイレに起きる人は、
一度尿の色や水分摂取量を確認して、生活習慣を見直し、
それでも改善しない場合は、
早めに泌尿器科を受診して治療を開始するようにしましょう。





タグ



2016年7月14日 | カテゴリー:健康全般 睡眠

あわせて読みたい関連記事