朝起きたら首が痛い・・!寝違えを早く治す方法を知っておきましょう。
寝違えたら、冷やしましょう!
朝起きたら首が痛い、首が痛くて動かせない
という症状に悩んでいる人はいませんか?
いわゆる「寝違え」ですね。
寝違えると、
痛みを我慢しながら過ごさなければいけないので、
1日憂鬱ですよね。
寝違えは不自然な体勢で寝たことで、
脇の下の神経に障害が起こって、
首の筋肉が炎症を起こしている状態です。
寝違えの痛みによる憂鬱な気分を少しでも解消するために、
寝違えの痛みを早く治す方法を知っておきましょう。
朝起きて、首の痛みを感じたら、まずは冷やしましょう。
寝違えの痛みは首の筋肉の炎症が原因です。
炎症を緩和させるには、冷やさなければいけません。
冷やすことで炎症の悪化を抑え、痛みを軽減するのです。
寝違えが起こった時に、蒸しタオルで温めたり、
お風呂にゆっくり入って血行を促して治そうとする人がいますが、
この温める方法は、逆に炎症を悪化させて、
痛みを強くしたり、
痛みの期間を長引かせたりしますので止めましょう。
急性の痛みは冷やす、これが基本中の基本なんです。
寝違えたらマッサージはNG
寝違えたら、マッサージをするのは止めましょう。
寝違えた場合、痛いところをマッサージして、
痛みを緩和させようと思うかもしれません。
でも、寝違えた部分をマッサージするのはNGです。
炎症が起こっている部分をマッサージすると、
炎症を悪化させます。
温めるのと同じように逆効果となるのです。
ですから、寝違えたらマッサージをするのは止めましょう。
寝違えた時は、脇の下の神経が障害が起こっていますので、
首ではなく脇の下を伸ばすような
ストレッチをすると良いでしょう。
具体的には、腕や肘を後ろに引いてキープするストレッチです。
このストレッチをすることで、首の筋肉を動かさずに、
脇の下の神経部分の血行を促進して、
痛みを解消させることができるのです。
寝違えの症状が長引く場合は病院へ
寝違えの症状は、通常2~3日で治ります。
もし、上記のことを実行したら、
もう少し早く治るかもしれません。
でも、寝違えによる首の痛みが
3日経っても5日経っても治らないことがあります。
そういう時は、早めに病院を受診するようにしましょう。
もしかしたら、今あなたが感じている首の痛みは、
寝違えによるものではなく、
重大な痛みによるものかもしれません。
寝違えと同じような症状が出る病気には、
クモ膜下出血や頚椎椎間板ヘルニアなどがあります。
特に、クモ膜下出血は早めに処置をしないと、
再出血の可能性があります。
今度の出血は、出血量が多く、命に関わるかもしれません。
ですから、寝違えの症状が長く続くようなら、
早めに病院を受診して、
首の痛みの原因を精査しなければいけません。
「たかが寝違え」と思わずに、
長引く時は必ず病院を受診してくださいね。