またまた花粉症の季節がやってきました・・?そう、長くてつら~い秋の花粉症シーズンです
秋のムズムズ、花粉症ではありませんか?
秋の足音が聞こえると同時に、
くしゃみ鼻水が止まらなくなってはいませんか?
急に肌寒くなったから風邪でもひいたかな?と
風邪薬で対処している人も、
もしかしたら秋の草花による花粉症を
発症しているかもしれません。
そして、そのような方達には大変残念なことに、
2013年秋は、花粉の飛散が長びく見込み
という調査結果が発表されました。
今年は例年に比べ、9月・10月の気温が高く
降水量が多いとの予報が出ています。
そのため、ブタクサの花粉量のピークが
通常の9月から10月にずれ込み、
長期化するだろうと予想されています。
秋は花粉症の原因植物がいっぱい
それでなくても、
秋の花粉症は原因植物が多く存在するため、
まだ暑さの残る8月下旬には日本中で飛散が始まり、
晩秋まで続きます。
今年はそれが更に
1ヶ月ぐらい長びいてしまうかもしれません。
8月下旬から9月中にはブタクサが多く飛散します。
イネ科の花粉は9月頃に、
それ以降はヨモギやカナムグラというように、
少しずつピークをずらして何種類もの
原因植物の花粉が舞います。
もしかすると、花粉症にかかっているのに、
その原因となっている植物の姿かたちを
知らないという人もいるかもしれませんね。
ほとんどが、どこにでも散見される草花です。
図鑑やインターネットで写真を確認して、
そのような植物が多く生えているところには、
なるべく近寄らないようにしましょう。
原因植物に近寄らない努力を
春の花粉症の原因となるスギやヒノキは背の高い樹木なので
花粉は風に乗って広範囲に飛散します。
秋はほとんどが低草なので、
花粉はさほど遠くまで飛散することはありませんから、
人間のほうから近づいていかなければ、
ある程度は吸入を防ぐことができるのです。
アレルギーは、抗原(アレルゲン)が
体内に侵入することでできる抗体の量が、
その人の許容量を越えた時に発症します。
その許容量は人によってまちまちですし、
勿論いくら抗原が入ってきても
一生アレルギーにならない人も大勢います。
しかし、事前に予想することも困難ですので、
できるだけ抗原となるものを
体内に入れないに越したことはないのです。
おまけにスギ花粉も飛ぶかも・・・?
今年の秋は花粉症シーズンが長びくと書きましたが、
いやな話をもう一つ。
残暑が厳しいと、
スギなど春の花粉症の原因植物が季節を勘違いして、
秋なのに花粉を飛ばしてしまうこともあるとか。
今年そんな事態が起きるかどうかは定かではありませんが
ダブルで花粉が飛散する可能性も指摘されています。
マスクをかけるにはまだ蒸し暑い季節ですが、
自己防衛のためには我慢も必要になってきそうです。