スプーン1杯で健康に!花粉症にも効果のある油とは?油の種類を知ろう
スプーン1杯で健康に!花粉症にも効果のある油とは?
花粉症に悩む人は
今や全国民の15~20%と言われています。
つまり、5人に1人という高い割合です。
子供の頃から発症する人や、
高齢になってから発症する人まで様々ですが、
花粉症の症状を緩和するために、
様々なお茶やサプリメントが販売されています。
その中には、高価なものも数多くみられます。
しかし、安価に手に入る油で、
花粉症の症状の緩和が期待できることをご存知でしょうか?
しかも1日の摂取目安量はスプーン1杯!
これならお財布にも優しく、手間もかかりませんね。
油の種類と特徴
健康に良い油というと、
どんな油をイメージするでしょうか。
オリーブオイル、キャノーラ油、べに花油・・・
油の売り場には、様々な油が売られています。
油は、大きく分けて
3つのカテゴリーに分けることが出来ます。
・脂肪酸・・αリノレン酸
・花粉症への効果・・〇
・主な油・・しそ油、あまに油、魚油
・特徴・効果・弊害・・
アトピーや花粉症の抑制・脳の活性化
コレステロール値の改善・動脈硬化・脳血栓などの予防
・脂肪酸・・リノール酸
・花粉症への効果・・×
・主な油・・サラダ油、べに花油(サフラワー油)、
ひまわり油(サンフラー油)、大豆油
・特徴・効果・弊害・・
アトピー性皮膚炎、花粉症、ぜんそく、がん、動脈硬化、
心不全、免疫性疾患などを引き起こす原因となる
・脂肪酸・・オレイン酸
・花粉症への効果・・△
・主な油・・オリーブ油
・特徴・効果・弊害・・
悪玉コレステロールを減らす、動脈硬化予防、がんの予防
鍵はαリノレン酸!
日本人はリノール酸の摂取量が非常に多く、
この影響で免疫系のバランスが崩れ、
花粉症などアレルギー症状が増えている原因の
1つになっているのが現状です。
そして、花粉症を抑制させる作用があるのが、
しそ油、あまに油(フラックスオイル)です。
少し大きめのスーパーなどでも
手に入れることが出来ます。
αリノレン酸油の使い方
しそ油やあまに油(フラックスオイル)の特徴は、
熱に非常に弱いということです。
つまり、料理には不向きというわけです。
これらの油は、ドレッシングを作ったり、
面倒な場合はお味噌汁やスープ、温かい飲み物、
スムージーなどに小さじ1杯を入れるだけで充分です。
使い終わったら、
かならず冷蔵庫で保管することも大切です。
料理には、免疫系に影響のないオリーブオイルを
使うのが良いでしょう。
花粉症だけでなく、アトピーや脳卒中、
動脈硬化の予防など、様々な健康に良い効果があるため、
家族全員で飲むことが出来るのも良い点です。
1日1杯のαリノレン酸油を習慣化したいですね。