カフェイン依存症になっていない？1日のコーヒーの量の目安とは？

コーヒーの健康効果

あなたは、コーヒーを1日どのくらい飲んでいますか？

ここ数年で、コーヒーの健康効果に関する研究結果が
次々と発表されているため、
コーヒーを積極的に飲むようになったという人も
多いのではないでしょうか？

コーヒーの健康効果は、例えば前立腺がん予防です。

1日4～6敗のコーヒーを飲む人は、
前立腺がんのリスクを下げることがわかっています。

さらには子宮がんや糖尿病、大腸がん、
パーキンソン病のリスクも下げることが分かったんです。

このほか、B型肝炎の発症を抑えたり、
肝臓がんや口腔がんを予防したり、
アンチエイジングや動脈硬化、心臓病の予防、
脂肪燃焼などの効果がありますし、
二日酔いの頭痛やアレルギー鼻炎の軽減効果もあります。

つまり、コーヒーはがん予防にも生活習慣病予防にも、
さらには美容やダイエットにも効果がある飲み物なんです。

これだけの健康効果があるのなら、
コーヒーをドンドン飲もうと思いますよね。

カフェイン依存症になっていませんか？

コーヒーを飲むことは、
健康に良いことは間違いありません。

ただ、コーヒーをたくさん飲めば、
それだけ健康効果が高くなるというわけではないんです。

コーヒーを飲み過ぎると、
カフェイン依存症になる可能性があります。

カフェインは適量であれば、脳を活性化したり、
二日酔いの頭痛や片頭痛の痛みを
和らげてくれる効果があります。

ただ、過剰に摂取すると、不眠や動悸、イライラ感、
精神不安定、胃痛、自律神経などの乱れを生じさせます。

また、短時間に大量にカフェインを摂取すると、
急性カフェイン中毒となり、深刻な不整脈を引き起こして、
死に至る可能性もあるんです。

さらに、カフェイン依存症になると、
カフェインを摂取しないと、イライラが募り、
カフェインを摂取し、カフェイン依存症が強まる、
またイライラするという悪循環に陥りますので、
コーヒーの飲み過ぎはとても危険なのです。

カフェイン依存症にならない量とは？

では、カフェイン依存症にならないコーヒーの量とは
どのくらいでしょうか？

カナダの保健省の発表によると、
健康な成人の1日のカフェイン摂取量の限度は
1日400mgとされています。

これは、コーヒーカップで5～6杯分に相当する量です。

ただ、これはカナダの保健省の発表ですよね。

カナダ人と日本人の体格差を考えると、
もう少し減らして1日に飲むコーヒーは
4杯程度にしておいた方が安全でしょう。

1日4杯のコーヒーでも十分に健康効果は得られますので、
コーヒーは1日4杯までと決めて、他の飲み物からは
カフェインを摂らないように気をつけましょう。

もし、他の飲み物からカフェインを摂る場合は、
コーヒーの量を調節してくださいね。