素晴らしいローカロリー「スルメ」。子供から大人まで、幅広く食べたい食材です

アタリメーではない、スルメの健康パワーに注目しよう

お酒のおつまみと言えば、
柿ピーや、バタピーのような乾きモノやチーズが
美味いですよね。

でも、これらの酒の肴、お酒抜きで食べても
結構な高カロリーになってしまいます。

しかし、そんな酒のつまみでも、
ローカロリーの代表選手がいます。

それがスルメです。

とってもヘルシーなスルメの底カロリー

スルメのカロリーは、かなり低く、
１００ｇあたりで、３３０ＫＣａｌです。

通常なら１００ｇは、あっと言う間ですが、
スルメのかみごたえを考えると、
１００ｇ食べるのは至難の業でしょう。

スルメは、縦に細かく裂いてから食べますが、
裂いたやつ一切れで約２ｇで、
一切れあたりは６・６ＫＣａｌです。

頑張って、５切れ食べたとしても、
３３ＫＣａｌと非常に低カロリーです。

ただ、物足りないからと、
これにマヨネーズやカラシを付けてしまうと、
カロリーは加算されますので注意しましょう。

単にヘルシーなばかりではない、スルメの健康パワーとは

パサパサに感想した体内に、
イカの旨味を閉じ込めたスルメですが、
単に低カロリーなだけではありません。

まずは、スルメを適度な硬さで噛む事によって、
唾液の分泌が多くなり、歯やアゴの運動にも最適です。

例えば、アスリートの能力は
土壇場の歯のくいしばりによっても大きく左右されます。

歯がボロボロの人は、
土壇場で最後の力を使う事が出来ないので、
アスリートとして大成しません。

ですから、子供の頃から、甘いオヤツばかりではなく、
スルメを与えて歯のかみ合わせを矯正しておくのは大事です。

それ以外にも、沢山あるスルメの健康パワー

スルメには、硬さばかりではなく、
タウリンやＥＰＡ、ＤＨＡというような
豊富な健康成分が含まれます。

それにより、コレステロールの低下、肝臓機能強化、
血圧調整作用、視力回復作用などがあります。

これらの成分は、
いわゆる生活習慣病を予防する効果も高いので、
スルメは子供から中高年まで、
幅広く食べる事をオススメしたい素晴らしい食材なのです。

試してみよう、スルメの天ぷら

普通にスルメを食べるのに飽きたら、
スルメの天ぷらはいかがでしょうか？

造り方は、水と酒を半分ずつ合わせたものに、
スルメを２～３時間浸してから食べやすい大きさに切ります。

それから、天ぷら粉をまぶしてカラッと揚げれば出来上がり。

スルメの旨味が自然に出てきて通好みの奥深い味に仕上がります。

天ぷら粉を溶かすのに、
スルメを浸したダシを使うとさらに美味しさがアップしますよ。