あなたが安眠できない意外な理由。それは「口呼吸」が原因かもしれません
いつも、いつも眠れないというあなたに、一つのアドバイス
皆さん、毎日快眠していますか?
ぐっすり眠れるのは、
ご飯が美味しいのと同じ位に重要な事です。
沖縄のことわざにも、
「眠る以上の御馳走はない」という意味の言葉があります。
しかし、世の中には、昼寝をしているわけではんないのに、
どうしても夜に目が覚める。
もしくは、眠りが浅くて、
気持ちよく目覚める事が出来ないと言う人が
結構多いようです。
睡眠の深さは、個人差がありますので、
これが快眠だ!というデータがあるわけではありませんが、
最近、安眠出来ていない人には、
特定の呼吸法が、その原因になっているのではないか?
という話があるのです。
安眠の妨げになりかねない、口呼吸
毎日、眠くて、最近、安眠した記憶が無いという方は、
もしかして、口呼吸をしていませんか?
口呼吸を知らない間に行っている人は、
鼻炎や鼻づまりなどで、鼻が苦しくなり、
口呼吸に切り替えて癖になった人がいるようです。
ですが、この口呼吸、鼻呼吸よりも、
神経が休まらず、眠りを浅くするという結果が
出ているのです。
それから、一見すると口の方が面積が大きいので、
鼻よりも多くの酸素を取り込めそうですが、
事実は正反対で、鼻の方が、口の倍、
酸素を効率的に取り込む事が可能なのだそうです。
考えて見れば、当たり前で、
鼻は呼吸の為に存在しているんですからね。
ですから、口呼吸をしている人は、
睡眠中も慢性的な酸素不足に陥っている可能性が
あります。
身体全体に、新鮮な酸素が取り込めないと言う事は、
起きてからのだるさや疲労感に繋がる事になるのです。
安眠以外にも、口呼吸には、こんなデメリットが・・
単純に、安眠には向かないというばかりではなく、
口呼吸を継続すると、
虫歯になりやすいという事もあります。
口の中は、唾液で適度に湿り、
それが雑菌の繁殖をおさえているのですが、
口呼吸をすると口中が乾燥します。
結果、唾液量が減り、雑菌が増殖して、
虫歯になりやすくなるのです。
また、唾液は、気になる口臭を予防してもいるので、
唾液が減ると、確実に口が臭くなってしまいます。
口臭は、自分では気がつかないものですから、
知らない間に周囲に迷惑を掛けているのかも
知れませんよ。
このように口呼吸は、安眠ばかりでなく、
色々デメリットがあるので、
早目に改善した方がいいのです。
ただ、鼻炎や、蓄膿症の方の場合には、
それらの症状を治療してからでないと、
いきなり鼻呼吸に切り替えても、息苦しくなりますので
その点は、いきなりやらないようにしましょう。