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秋から冬にかけてPM2.5の量が増える見込み。PM2.5 の対策を再確認しましょう




中国でPM2.5の汚染が深刻化

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中国でPM2.5の汚染が深刻化しています。

中国の起床当局によると、10月1日時点で
北京や天津、山東省、河北省などの北東沿岸部で
大気汚染の原因物質であるPM2.5 の濃度が
250マイクログラムを超えたと発表しました。

この250マイクログラムという数値は、
基準値の3倍以上で、
6段階の汚染レベルのうち最悪の「厳重汚染」
分類されるものです。

中国政府は、9月に北京などの大都市で
自動車の保有台数や石炭の使用を制限することを発表し、
2017年までにPM2.5 の濃度を
2012年の75%に減らす目標を掲げています。

PM2.5 の問題は、日本への影響ですよね。

秋になると、偏西風が強くなってくるため、
中国のPM2.5が偏西風に乗って、
日本へ飛散する可能性が高く
PM2.5の分布予測図によると、
10月3日には九州の一部へ到達し、
その後も日本列島に広く飛散するのではないかと
考えられています。

また、
中国のPM2.5による大気汚染は冬場がピークですので、
今後日本への影響が懸念されています。

PM2.5の健康への影響は

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2013年になってから注目されるようになったPM2.5ですが、
PM2.5って何でしょう?

PM2.5とは「Particulate Matter 2.5」の略で、
直径が2.5マイクロメートル以下の超微粒子の事
指しています。

このPM2.5の健康への影響は、
まだまだ不明な点も多いのですが、
呼吸器系に悪影響を及ぼすことはわかっています。

PM2.5の大きさは、直径2.5マイクロメートル以下ですが
この大きさだと呼吸器の奥深く(気管支や肺)にまで
入り込み、沈着してしまうんです。

そのため、PM2.5は喘息や気管支炎、
肺がんのリスクを上げることがわかっています。

また、呼吸器に入り込むことで循環器系への悪影響を
及ぼすと考えられていますので、PM2.5は
呼吸器系だけでなく全身的な健康被害を与えると言えます。

特に、呼吸器系の基礎疾患を持っている人や子供、
高齢者などは、PM2.5の影響を受けやすいので、
注意が必要です。

個人でできるPM2.5の対策

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中国から飛んでくるPM2.5を根本的になくすことは、
国際間の問題ですので、非常に難しく、
時間のかかるものになります。

だからといって、健康に悪影響を及ぼすPM2.5を
無視して生活するのは恐ろしいですよね。

可能な範囲で、個人でできるPM2.5から
身を守る方法を実践しましょう。

PM2.5から身を守るには、マスクの着用が有効です。

一般的に売られている不織布マスクは、
様々な性能がありますので、
PM2.5にも有効かどうかはパッケージを確認したり、
販売元に問い合わせてみると良いでしょう。

マスクを着用するときのコツは、
鼻の部分はしっかり密着させることと顎まで覆うことです。

また医療用のN95マスクや作業用の防塵マスクは、
PM2.5に有効ですが、
長時間つけていると息苦しさも感じますし、
一般的に入手しにくいのが難点です。

もう一つの対策には、空気清浄機の使用があります。

空気清浄機のフィルターにも、性能の差がありますので、
PM2.5に有効な空気清浄機を選ぶようにしましょう。

また、自分が住んでいる地域のPM2.5の濃度を
知ることができるホームページもありますので、
そこでPM2.5の汚染濃度を確認し、
汚染がひどい時はできるだけ室内で過ごすようにすると
良いでしょう。





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2013年10月7日 | カテゴリー:健康全般

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