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ブラジルは肥満大国!ブラジルの食生活を反面教師にして、健康維持に努めましょう。




ブラジルは肥満大国!

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サッカーのワールドカップを通じて、
ブラジルに興味を持った人も多いのではないでしょうか?

ブラジルといえば、サンバカーニバルなどで、
露出の高い衣装を着て踊っていて、
スタイルが良く健康的なイメージがありませんか?

ブラジルの女性のスタイルを見て、
うらやましいなぁと思った日本女性も
多いのではないでしょうか?

でも、ブラジル人の多くが
スタイルが良く健康的というわけではないんです。

むしろその逆で、ブラジルは肥満大国なんです!

2012年の統計では7人に1人が肥満に分類されています。

また、2014年には男性の54%、
女性の48%が「太り過ぎ」のカテゴリーに入っています。

つまり、国民の約半数が太っていて、
15%が太り過ぎのさらに上の
肥満になっているということです。

アメリカのワシントン大学が作成した
世界の肥満人口ランキングでは、
ブラジルは2620万人で第5位になっています。

テレビで見るようなスタイルが良いブラジル人は少数派で、
ブラジルは肥満大国なんですね。

しかも、ブラジルでは肥満は障害と位置づけられていて、
公共交通機関やサッカースタジアムでは
肥満の人の優先席が設けられているんです。

ちょっと驚きですよね。

ブラジルの肥満の原因は食生活にあり!

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ブラジルはもともと貧困国で、
栄養不良が問題になっている国でした。

しかし、ここ10年でブラジルでは
肥満が深刻な健康問題になっています。

実際に肥満で死亡した人は
10年間で約3倍も増加しているんです。

この肥満の原因は、地下鉄や車の普及によって
運動する機会が減ったこともありますが、
最大の原因は食生活の変化にあります。

ブラジルの伝統的な食文化は、
穀類、トウモロコシ、肉類、海や川の魚介類、
豆類、野菜や果物類をバランス良く食べるものでした。

しかし、加工食品やジャンクフード、
カロリーの高い動物性食品(肉類や乳製品)、
糖分の多い菓子類などが安く入手できるようになってから、
食生活は一変したんです。

また、地元の医師は
「健康的な食品の値段が上がった」と述べています。

そのため、貧困層は加工食品や
ジャンクフードばかり食べることになり、
肥満になってしまうのです。

ブラジルを反面教師にして健康維持に努めよう!

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ブラジルでは肥満が急増したことにより、
死因のトップは心疾患、それに脳卒中、糖尿病が続いています。

どれも、肥満に関連した疾患で、
生活習慣に気を付ければ
ある程度予防可能な病気ばかりですよね。

日本人は健康への意識も高いですし、
ブラジルよりも貧困層が少ないですので、
ブラジルのような急激な肥満人口の増加はありませんが、
それでも少しずつ肥満の割合は増えてきています。

加工食品やジャンクフード、
動物性食品の食べすぎは肥満になる、
そして生活習慣病へ一直線であることをしっかり認識して、
日本の伝統的な和食を中心に
健康的な食生活を送るように心がけましょう。

もちろん、食事に気を付けるだけでなく、
運動も生活の中に取り入れてくださいね。

世界中で肥満人口が急増していますが、
それを反面教師にして、自分の体重管理、
健康管理はしっかりと行っていきましょう。





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2014年7月15日 | カテゴリー:ダイエット 健康全般

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