イメージ画像

鼻をほじると健康に悪い?鼻をほじることでの健康への影響を知りましょう。




鼻をほじって鼻血

150818-5

鼻くそを取ろうと思って鼻をほじることはあると思います。

また、無意識のうちに鼻をほじる癖がある人も
いるのではないでしょうか。

鼻くそを取るためには
鼻をほじるのはある意味仕方がないこととも言えますが、
鼻をほじるのは最低限にしなくてはいけません。

なぜなら、鼻の穴に指を入れて鼻をほじるという行為は、
健康上の思わぬリスクが潜んでいるからです。

鼻をほじることでのリスクの1つ目は、
鼻血が出やすくなることです。

鼻をほじる癖がある人の中には、鼻をほじっている時に、
うっかり鼻血を出してしまったという人もいると思います。

鼻の粘膜は弱く、少しの刺激で出血しやすいので、
鼻をほじっている時に鼻の血管を傷つけてしまうと、
鼻血が出てしまいます。

また、一度鼻血が出ると、その傷ついた部分が弱くなって、
ちょっとした刺激でも出血しやすくなりますので、
注意が必要です。

鼻血が癖になって、
何度も同じ部位から出血して止まらなくなってしまったら、
粘膜をレーザーで焼くなどの治療をしなくてはいけません。

鼻をほじって感染症に

150222-3

鼻をほじっていると、
鼻の粘膜を傷つけてしまうことがあります。

鼻血のように出血することはなくても、
粘膜に傷がついてしまうと、
そこから指についた細菌や鼻から吸い込んだ異物が
侵入しやすくなるんです。

そうすると、
インフルエンザや風邪にかかるリスクは増えますし、
傷口から細菌が入れば、
そこが化膿してしまうこともあります。

最悪の場合、傷口からの細菌の侵入が原因で、
そこが化膿し、さらにその細菌が血流に乗って全身に周り、
敗血症になって死に至るというリスクもゼロではないんです。

鼻をほじって感染を拡大させる可能性も

150125-4

鼻をほじっていると、
自分が感染症にかかりやすくなるだけではありません。

周囲の人にも感染症をうつす可能性があります。

風邪の病原菌は、
鼻から空気を吸い込んだ時に鼻から侵入します。

そして、鼻の粘膜にくっついていることもあるんです。

外出から帰ってきて、手洗いうがいをしたとしても、
そこから鼻をほじってしまい、
その手でテーブルやドアノブなどを触ったら、
そこから感染が拡大することも十分に考えられます。

鼻をほじる癖がある人は、自分の健康だけでなく、
周囲の人の健康を悪化させている可能性があるんです。

また、頻回に鼻をほじっていると、
左右の鼻の穴を隔てている鼻中隔という部分に
穴が開くこともありますので、
鼻をほじる癖がある人は要注意ですね。

どうしても鼻くそが取れなくて鼻をほじる時は、
鼻をほじる前後でしっかり手洗いをして、
また鼻の粘膜を傷つけないように
細心の注意を払うようにしましょう。





タグ



2015年8月18日 | カテゴリー:健康全般

あわせて読みたい関連記事