胃が疲れている時はどうする?胃を労わるための食生活を送りましょう。
胃が疲れている時の症状
飲み会や宴会が続いたり、
ストレスで暴飲暴食をして胃もたれがする、
胃が疲れているという経験を持つ人は多いですよね。
胃が疲れれていると、体調不良を起こしやすくなります。
胃が疲れていると、食べ物を消化する能力が低下しますので、
必要な栄養素を吸収できなくなります。
胃が疲れていると、
にきびなどの肌荒れを起こしやすくなりますが、
それは栄養分がきちんと吸収できずに
ビタミンB2が不足してしまうためです。
胃が疲れていると、必要な栄養素を吸収できません。
栄養が不足すると、体調不良を起こします。
体調不良が起きると、食欲が落ちて胃腸の機能も低下しますので、
さらに栄養が不足するという悪循環に陥るんです。
胃を守る野菜類を食べる
胃が疲れているなと感じたら、
胃を労わる食事を取るようにしましょう。
胃を労わる食事とは、消化しやすい食べ物を食べることです。
脂肪分が多いと消化に時間がかかりますので、
油っぽい食事はNGです。
また、繊維質が多い海藻類や野菜も
胃に負担をかけることになりますので避けましょう。
繊維質が多い野菜はNGですが、
緑黄色野菜にはβカロテン等のビタミンAが豊富に含まれています。
ビタミンAは胃の粘膜を保護して正常に保つ作用がありますので、
胃が疲れている時にはオススメの食材なんです。
また、大根やかぶにはアミラーゼやプロテアーゼ、
リパーゼなどの消化酵素が含まれていますので、
消化を助けることで胃の負担を軽減させることができます。
消化酵素は熱に弱いですので、
大根おろしや千切りのサラダなど、
加熱せずに生で食べると良いでしょう。
タンパク質を中心に食べる
胃を労わるための食事では、
野菜類のほかにタンパク質を中心に食べると良いんです。
胃から分泌される消化酵素は、
タンパク質を分解する働きがあります。
つまり、タンパク質であれば、
胃に大きな負担をかけずに分解することができるんです。
それ以外の食材だと分解するのが大変なので、
胃に負担がかかってしまいます。
そのため、納豆や豆腐などの大豆製品や
脂質の少ない白身魚や鶏肉のささみなどを中心とした食事を取ると、
胃の負担が少なくなりますので、胃を労わることができます。
プチ断食で胃を休めるのもあり
胃を労わる食事をしても、胃の疲れが取れないという場合は、
プチ断食をして、胃を完全に休ませるという方法を
試してみてはいかがでしょうか。
「断食」と聞くと、
「辛い修行」というイメージが強いかもしれませんが、
プチ断食の場合は胃を休ませることが目的ですので、
1日3食のうち1食を抜くだけでOKです。
食べ物の消化吸収には18時間かかると言われていますので、
18時間食べない時間を作ることで、
胃を休ませてリフレッシュさせることができるんです。
夜に暴飲暴食をしてしまったり、
夜食を食べてしまった場合は、翌朝の朝食を抜いて、
昼食を遅めに取ると良いでしょう。
また、1日の活動量が少なかった場合は
夕食を抜いてプチ断食をするのもOKです。
胃の状態は体調に直結しますので、
胃を労わる食生活を心がけるようにしましょう。