おいしく食べて健康になるために味覚を敏感に保つ方法3つを知りましょう。
味覚を敏感にするには舌の掃除を
あなたの味覚は敏感ですか?それとも鈍感ですか?
味覚が鈍感である人は、
生活習慣病の発症リスクが高くなる可能性があるんです。
なぜなら、味覚が鈍感な人は素材の味や薄味になじむことができず
ついつい濃い目の味を好んでしまい、塩分や砂糖を取りすぎて、
高血圧や糖尿病になる可能性があるからです。
では、薄味で満足できるように味覚を敏感にするには
どうしたら良いのでしょうか?
味覚を敏感にするための3つの方法をご紹介します。
味覚を敏感にする1つ目の方法は、舌の掃除をすることです。
あなたは、歯磨きの時に舌の掃除をしていますか?
あなたの舌は白いものが付着していないでしょうか?
舌に付着する白いものを舌苔と言いますが、
舌苔が付着していると、味を感じる器官である味蕾に
膜が張っているようなものですから、
味覚が鈍感になってしまいます。
そのため、舌の掃除はきちんと行うようにしましょう。
ただ、あまり強い力で掃除してしまうと、
味蕾を傷つけてしまい、逆効果になりますので、
やさしく掃除してくださいね。
味覚を敏感にするには亜鉛を
味覚を敏感にする2つ目の方法は亜鉛を摂取することです。
味覚を敏感にするためには、
亜鉛を積極的に摂取する必要があるのです。
亜鉛は細胞の新陳代謝を促す働きがありますが、
舌の味蕾は細胞の入れ替わりや新陳代謝が激しい部位になります。
そのため、亜鉛が不足すると、味蕾の新陳代謝が遅れて、
味をしっかり感じ取ることができず、
味覚障害になってしまうのです。
亜鉛をしっかり取って、
味蕾の新陳代謝を促進することで、味覚は敏感になります。
亜鉛は牡蠣やアーモンド、カシューナッツ、レバー類、
うなぎなどに豊富に含まれていますので、
これらの食品を積極的に食べると良いでしょう。
味覚を敏感にするには刺激物を避けて
味覚を敏感にする方法の3つ目は、
唐辛子などの刺激物を避けることです。
唐辛子などの刺激物を食べると、
下痢を起こしやすくなりますよね。
それは、唐辛子が腸の粘膜を刺激しているからなんです。
そして、舌も粘膜でできていますので、
唐辛子などの刺激物を食べ過ぎると、舌の味蕾を刺激して、
傷つけてしまうことがあるのです。
味蕾が傷つくと、味蕾そのものの数が減ってしまい、
味覚は鈍感になってしまいます。
味蕾は一度減ってしまうと、増えることはありませんから、
唐辛子などの刺激物は控えめにしたほうが良いでしょう。
生活習慣病を予防し、
さらに毎日の食事をおいしく食べるためには、
味覚を鍛える必要があります。
そのためには、舌の掃除をして、亜鉛を取り、
刺激物は控えめにするようにしてください。