ムチャクチャ痛い、しみる!!口内炎にハチミツって、本当に効くの?
小さな口内炎で一日が憂鬱に
口内炎、憂鬱ですよね。
小さな口内炎ひとつでも、
痛さのあまり食欲が失せてしまうほどです。
ビタミン不足で発症することが知られていますが、
特定の食品に対するアレルギーによって
頻繁に繰り返す場合もありますし、
胃腸が疲れていたり体力がダウンしていたりする時や、
ストレスがたまった時のバロメーターになっている人も
いるようです。
キムタクも言っていた?口内炎にはハチミツ
もう20年以上前のことになると思いますが、
SMAPの木村拓哉さんが「口内炎にはハチミツ!」
と力説していたのが印象的でした。
ハチミツは強い殺菌力を持つことが明らかになっています。
カナダのオタワ大学が行った実験では、
副鼻腔感染症を起こす細菌を殺し、
その効果は抗生物質よりも高かったとか。
また、ハチミツは栄養価が高く、
不足すると口内炎になるといわれるビタミンB群も
豊富に含まれています。
傷口をコーティングし殺菌しつつ、
不足した栄養素も補えるということで、
民間療法として広まったのでしょう。
しかしこの方法、試したことがある方はおわかりでしょうが
あまりにも痛くて驚くほどです。
ハチミツを水で薄めても効果はあるそうですので、
試してみてはいかがでしょうか。
ハチミツ+αの療法も
ハチミツを単独で口内炎に塗る他に、
大根のしぼり汁にハチミツを溶かして、
うがいをするという治療法もあります。
これは、喉が痛い時にも
民間療法として取り入れられていますね。
大根の辛み成分イソチオシアネートの殺菌作用は、
昔から消炎に利用されています。
変わったところでは、
茄子のヘタを黒焼きにしたものを粉にして、
ハチミツに混ぜて練り患部に塗るという方法があります。
茄子のヘタの黒焼きも、
やはり昔から口内炎や歯周病の治療に利用されてきました。
消炎・鎮痛作用があり、
熱や腫れをひかせる作用があるというのですが、
化学的には解明されていません。
ホイルに包み、
網やオーブントースターで粉にできるまで焼くのには
4~5時間かかるそうで、ちょっと大変そうですが、
なんと粉状になった市販品も!
自分に合った方法を模索しよう
口内炎の民間療法は数限りなくあります。
中には痛いばかりで効果の薄い方法もありますし、
体質的な相性もあるでしょう。
病院で処方される抗生物質で胃が荒れてしまうような人は
自分に合った民間療法を探ってみても
いいかもしれませんね。
もちろん、悪化するようなら直ちに中止してくださいね。