腰痛は正座で治る?!簡単に自宅で出来る治療法をご紹介します!
腰痛の原因
腰痛は推定2800万人、
40~60代の4割が悩んでいるという
非常にポピュラーな病気です。
軽いものを含めると、
人生のうちで一度は腰痛になったことがあると言う人が
ほとんどではないでしょうか。
腰痛の原因は様々ですが、原因として増えているのが
・運動不足
・座りっぱなしの姿勢(デスクワークなど)
・いつも同じ側に荷物を持つ癖
・足を組む癖
などの理由が挙げられます。
特にデスクワークに従事する方が増えているため、
長時間椅子に座って前傾姿勢を取ることで、
背中の筋肉が固くなり、腰に負担がかかってしまいます。
更に足を組んだり、片側でマウスを操作することで、
左右のバランスが悪くなっていることが考えられます。
このような、
椅子に座ると悪化するようなタイプの腰痛の場合、
自宅で簡単に行える治療法があるのです。
それは・・・『正座』です。
なぜ正座で腰痛が治るのか?
実際に正座をしてみるとわかりますが、正座をすると、
骨盤がきちんとおしりの上に乗り、
簡単に背中がまっすぐになります。
椅子に座るとどうしても前屈みになるため、背骨が湾曲し、
腰の部分に負担がかかってしまいますが、
正座で前屈みになるのは却って苦しいもの。
自然と腰に負担のかからない座り方になるのです。
更に、正座のやり方に注意することで、
下半身の筋肉が柔らかくなり、
腰痛になりにくい体を作ることにも役立ちます。
ポイントは、つま先ではなく、
かかとをそろえるように正座すること。
こうすることで、
足首・ふくらはぎの筋肉から太ももの筋肉が柔らかくなり、
腰痛になりにくくなります。
正しい正座のやり方
正座をする時間は、1日たったの30秒~1分程度。
とても短い時間です。
正座は、出来れば畳やカーペットの上で行うことが
薦められています。
柔らかい布団の上や、
固すぎる床の上は避けた方が良いということですね。
そして、1番のポイントは、
左右のかかとをつけるように正座をすることです。
これは、実際に正座をしてみると、
とても難しいことがわかります。
最初から完璧にできなくても良いので、
正座の前に両方の足や足首をよく伸ばしたり
回したりするストレッチを行い、
その上で左右のかかとをつけるように意識して
正座をすると良いでしょう。
※腰痛と同時に膝の痛みを抱えている方は、
膝の関節痛が悪化する可能性がありますので、
正座用の椅子を使うか、
この正座をする方法は避けた方が良いでしょう。
ご注意ください。