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夜中にトイレに頻回に行くのは、水分と塩分の取りすぎだった・・?




夜中にトイレに行くのは水分の取りすぎ?

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夜中にトイレに行く習慣がある人はいませんか?

夜中のトイレは、睡眠不足の原因となりますし、
近年の研究では夜中にトイレに頻繁に行くことで、
寿命が短くなることがわかっています。

高齢になると、膀胱に溜めておける尿量が減りますので、
夜中に1回程度トイレに立つのは平均的といえますが、
夜中に2回以上トイレに行く場合は、
原因は何かを考える必要があります。

1つ目の考えられる原因は、水分の取りすぎです。

高齢になると、脱水気味になりますので、
水分を意識的に取るようにと指導されますよね。

そうすると、飲みすぎてしまうことがあるんです。

先ほども言いましたが、高齢になると膀胱が小さくなり、
膀胱内に溜めておける尿量が減りますので、
若い人と同じだけの量の水分を飲んでしまうと、
夜中にトイレに立つことになるんです。

塩分の取りすぎの可能性も

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夜中にトイレに立つ原因の2つ目は塩分の取りすぎです。

夕食に塩辛いものを食べたり、寝る前に小腹が空いて
夜食としてラーメンやスナック菓子を食べると、
寝る前に塩分を取りすぎることになります。

塩分を取りすぎると、体内のナトリウム濃度が上がります。

そうすると、脳はナトリウム濃度を下げるために、
水をたくさん飲むように指令を出します。

塩辛いものを取りすぎると、喉が渇きますよね。

それは、こういう仕組みがあるためなんです。

塩分を取りすぎることで喉が渇き、
水をたくさん飲んで寝ると、
夜中にトイレに立つことになるんです。

夜間に頻回にトイレに立つ原因は
塩分の取りすぎである可能性があることは、
長崎大学病院泌尿器科腎移植外科の松尾助教らが
日本排尿機能学会で発表しています。

水分摂取と排尿量を記録してみよう

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夜間に2回以上、毎日のようにトイレに立つという人は、
一度排尿記録をつけてみましょう。

1日にどのくらい水分を取ったかを、
水分量と飲んだ時間を記載し、
1日何回トイレに行ったかを記録して見比べてみましょう。

できれば、1日の尿量も計るとなお良いでしょう。

成人の場合、1日の尿量は1500ml、
高齢者の場合は1000mlあれば良いとされています。

もし、これ以上明らかに尿量が多ければ、
飲水量を少し減らしてみましょう。

飲水量は時期や活動量にもよりますが、
1日1000~1200mlあればOKです。

また、寝る前に塩分を多く取りすぎていないかも
チェックしてくださいね。

飲水量や尿量、塩分量に問題がないのに、
夜間に頻回にトイレに立つ場合は、
何か病気が潜んでいる可能性がありますので、
早めに医療機関を受診して検査を受けるようにしましょう。

質の高い睡眠のためにも、
夜間の排尿をコントロールするようにしましょう。





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2016年2月14日 | カテゴリー:健康全般 睡眠

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