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うつ病を悪化させる可能性がある3つの栄養素って何?健康的な食事が大切です




うつ病は食事に左右されることもある病気

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うつ病患者の数はここ20年で急激に増えていて、
現在はうつ病で治療している人は100万人以上、
さらに15人に1人は人生の中で
うつ病を発症すると言われています。

うつ病の原因は、まだ解明されていませんが、
身体的なストレスや精神的なストレスが重なったことが原因で
脳の機能障害が起こるためとされています。

うつ病は日常生活に密着した病気であり、
生活習慣によって悪化したり、改善したりすることもあります。

そして、その生活習慣は食事も含まれます。

これから紹介する栄養素は
うつ病の直接的な原因になるものではありません。

でも、うつ病を悪化させる可能性がある栄養素です。

どんな栄養素が
うつ病を悪化させる可能性があるのかを知っておけば、
「ちょっとうつっぽいな」と感じた時に、
それらの栄養素を控えめにすることができますよね。

うつ病に悪い栄養素=カフェイン

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うつ病に悪い栄養素の1つ目は、カフェインです。

カフェインには交感神経を興奮させる作用があります。

交感神経が興奮すると、アドレナリンが分泌されて、
覚醒作用につながり、一時的に集中力を高めたり、
眠気を吹き飛ばしたりするのです。

ただ、適度な興奮状態なら良いのですが、
過度に交感神経が興奮するとどうなるでしょうか?

アドレナリンが過剰に分泌されて、緊張状態になったり、
不安や焦燥感が出てイライラしたり、不眠になったりします。

うつっぽい時にこのような症状が出ると、
うつを悪化させる可能性がありますので、
カフェインの取りすぎには気をつけましょう。

「うつかな?」と思った時は、
エナジードリンクは飲まないほうが良いですし、
コーヒーは控えめにした方が良いでしょう。

うつ病に悪い栄養素=炭水化物

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うつ病に悪い栄養素の2つ目は炭水化物です。

炭水化物を取りすぎると、どうなるでしょう?

そうです、血糖値が上がるのです。

血糖値が高い状態が続くと、インスリンが効かなくなりますので、
ブドウ糖は血液中にあるだけで、
細胞内にうまく取り込めなくなります。

そうすると、脳細胞はエネルギー不足となり、
脳機能が低下しますので、うつ病になりやすくなるのです。

そのため、糖尿病を指摘されている人、
糖尿病の予備軍とされている人は、血糖値のコントロールを心がけ、
そうでない人も、無理に制限する必要はありませんが、
炭水化物の取りすぎには気をつけるようにしましょう。

うつ病に悪い栄養素=カプサイシン

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うつ病に悪い栄養素の3つ目は、カプサイシンです。

カプサイシンは唐辛子に含まれている栄養素ですね。

カプサイシンは辛み成分ですので、カプサイシンを摂取すると、
カプサイシンによる刺激によって、交感神経が優位になり、
アドレナリンが分泌されるようになるんです。

アドレナリンが分泌されると、
カフェインを摂取したのと同じような状態になりますので、
うつ病が悪化しやすくなるのです。

そのため、精神的に疲れている時は唐辛子などの刺激物は
控えめにしておいた方が良いでしょう。

うつ病を悪化させる可能性がある3つの栄養素をご紹介しましたが、
いかがでしたか?

これら3つの栄養素は、摂取してはいけないというわけではなく、
過剰摂取が危険ということです。

うつ病は栄養のバランスの取れた健康的な食事を取ることで、
予防できるという研究結果がありますので、
日ごろから健康的な食事を心がけるようにしましょう。





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2016年7月24日 | カテゴリー:メンタルヘルス

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