男性にも更年期障害が!?男性の更年期障害を改善する3つの方法
男性も更年期障害に?
男性にも更年期障害があることは、
広く知られるようになりましたね。
更年期障害は女性だけのものではないのです。
男性の更年期障害は、
男性ホルモンのテストステロンの分泌が減少すること
で起こります。
男性の更年期障害は、頭痛やほてり、発汗、倦怠感、
筋肉痛、めまいなどの身体的な症状だけでなく、
イライラや不安、抑うつなどの精神的な症状が現れます。
さらに、勃起障害(ED)や性欲減退などの
性機能に関する症状も現れるのです。
男性の更年期障害は45歳から50歳前後という
働き盛りの年代に起こるものですので、
更年期障害を放っておくと、仕事にも支障が出てきます。
男性の更年期障害を改善する3つの方法をご紹介します。
男性の更年期障害=運動をする!
男性の更年期障害を改善する1つ目の方法は、
運動をすることです。
肥満はテストステロンの分泌を抑制しますので、
適度な運動をして肥満を予防・解消しなければいけません。
さらに、筋肉に適度な刺激を与えることで、
テストステロンの分泌を促すことができます。
テストステロンの分泌を促すために、
ウォーキングや水泳、ジョギング、サイクリングなどの
有酸素運動をすると良いでしょう。
また、今まで運動習慣がなかった人は
ストレッチや筋力トレーニングから始めることをおすすめします。
運動習慣のない人が、突然張り切ってジョギングなどを始めても、
すぐに挫折してしまう可能性が高いですから。
少しずつ、運動に慣れていきましょう。
男性の更年期障害=食生活を見直す!
男性の更年期障害を改善する方法の2つ目は、
食生活を見直すことです。
まずは先ほども言ったように、肥満にならないように
カロリーの取りすぎには気をつけてください。
また、玉ねぎやニンジン、セロリ、牡蠣や
シジミなどの食品を積極的に食べましょう。
玉ねぎには含流アミノ酸が含まれていますが、
この含流アミノ酸はテストステロンの合成を促してくれます。
また、ニンジンやセロリには
テストステロンに似た構造の成分が入っていますので、
テストステロン不足を補ってくれるのです。
さらに牡蠣やシジミには亜鉛がたっぷり含まれていますが、
亜鉛にはテストステロンの代謝を助け、
EDや性欲の減退を改善してくれる働きがありますし、
ホルモンバランスを整える働きもあります。
男性の更年期障害=副交感神経を刺激する!
男性の更年期障害を改善するには、
副交感神経を刺激するように意識しましょう。
テストステロンは副交感神経が優位になっている時に
分泌されるのです。
そのため、ストレスを抱えていたり、
不規則な生活をしていたり、睡眠不足が続いていたりすると、
交感神経が優位になってテストステロンの分泌が減少します。
ですから、ストレスはこまめに発散し、規則正しい生活をして、
良質な睡眠を取り、リラックスできる環境を作って、
テストステロンの分泌量を増やすようにしてください。
これら3つの方法を実践しても、更年期障害が改善しない場合は、
早めに病院を受診しましょう。
男性の更年期障害を専門に扱う
クリニックや外来があればそこを受診し
そのようなところがない場合は、身体的な症状なら内科、
精神的な症状なら精神科、
性機能に関連した症状なら泌尿器科を受診してください。