女性の味方「カモミール」。カモミールティーの驚くべき健康効果とは?
ハーブティーとは
以前に比べると、ハーブティーが普及してきていて、
専門店に行かなくても、カフェで飲むこともできますし
スーパーなどで購入することもできるように
なっていますよね。
ハーブとは、ヨーロッパなどで薬草やスパイスとして
用いられている植物のことで、
有名なものにラベンダーやミント、バジル、
ローズマリーなどがあります。
ハーブの一部は、薬草として様々な効能がありますので
ハーブティーとして飲むと、美味しいだけでなく、
その効能により健康効果も期待できるんです。
カモミールの効能
ハーブティーには、たくさんの種類があり、
それぞれ効能が違いますが、
その中でも優れているのが、カモミールティーです。
カモミールの健康効果は、主に4つあります。
1つ目は、リラックス効果です。
カモミールは、神経を鎮めて、
リラックス作用のある薬草ですので、
疲労回復効果や睡眠導入効果があります。
仕事の合間の休憩時や就寝前には、
最適なハーブティーと言えるでしょう。
2つ目が、抗酸化作用です。
カモミールには、アピゲニンという抗酸化作用の
フラボノイド色素が含まれています。
そのため、抗酸化作用により老化防止やがん予防、
生活習慣病予防が期待できます。
3つ目が、抗炎症作用です。
カモミールには、抗炎症作用のあるアズレンという物質が
含まれていて、特に消化器系の粘膜
(口腔内、食道、胃腸)を保護してくれる働きがありますので
口内炎や食道炎、胃腸炎を予防してくれます。
また、口臭の元となる歯肉炎の予防にもなりますので、
口臭予防にも役立ちます。
4つ目が、発汗作用です。
身体を温め、発汗を促す効果がカモミールにはありますので
風邪の初期症状に効果があります。
ヨーロッパでは、子供の風邪対策として、
カモミールティーが使われているんですよ。
また、身体を温めることで、
血行促進効果がありますので、
生理痛やPMS(月経前症候群)を緩和する効果もあります。
妊娠中は要注意!
上記のように、身体を温めることで、
生理痛やPMSの緩和など女性に嬉しい効果がある
カモミールですが、スキンケア用品として使うと、
美白や肌荒れ予防に役立ちますので、
女性の味方と言えるハーブです。
健康効果も高く、女性に嬉しいカモミールティーですが
妊娠中の方は要注意です。
カモミールティーは、カフェインが含まれていないので
妊婦さんに向いているお茶と思いがちですが、
カモミールには子宮収縮作用がありますので、
妊娠中(特に妊娠初期)は飲まないほうが良いでしょう。
カモミールティーには、
ジャーマン種とローマン種の2種類がありますが、
ジャーマン種のほうが甘くて癖がないですので、
ハーブティーがちょっと苦手という方は、
ジャーマン種のカモミールティーを試してみては
いかがですか?