秋の体調不良は、「秋バテ」が原因かもしれません!「秋バテ」のタイプと対策法を知りましょう
秋バテって何?
夏が終わって気温が下がり、過ごしやすい季節になったのに、
なぜか体調が優れないという人はいませんか?
「疲れが取れない」、「だるい」、「食欲がない」など
夏バテと似たような症状の場合、
それは「秋バテ」かもしれません。
秋バテは、夏バテが長引いてしまったり、
夏を頑張って乗り切った疲れが
秋になって出てきたりすることで起こります。
女性の約60%は、
秋に体調不良を感じているというデータもあるほどで、
秋バテは珍しいことではないんです。
秋バテの原因は、主に3つあります。
1つ目が、気温が急激に変化することです。
夏が終わると、一気に涼しくなりますし、
朝晩の気温差も大きくなり、
その気温の変化に身体が適応できないことで
秋バテが起こるケースです。
2つ目が、天気が変わりやすいことです。
秋は台風シーズンですし、
秋雨前線の活動により長雨が続く季節でもあります。
これらが原因で気圧が変化しやすく、
体調を崩しやすくなります。
3つ目が、夏の生活習慣を続けてしまうことです。
涼しくなっても、冷たい飲み物を飲んだり、
薄着のままで外出、
入浴もシャワーのみなど続けていると、
身体が冷えてしまい、秋バテを起こしやすくなります。
2つのタイプの秋バテ
秋バテは、夏の過ごし方により
2つのタイプに分けることができます。
1つ目が、冷房の使いすぎによる秋バテです。
夏に冷房の効いた室内で過ごすことが多かった人の場合、
屋外に出た時の気温差で自律神経のバランスが崩れてしまい
全身の血行が悪くなって、疲労や肩こり、
倦怠感などが出てきます。
2つ目が、冷房をあまり使わなかったけれど、
その分冷たいものを飲んだり食べたりした人の場合です。
このタイプの場合、胃腸が冷えてしまうことで、
食欲不振や胃腸の不調などの症状が出てきます。
この2つのタイプは原因こそ違いますが、
どちらも夏の期間の冷えが秋バテを招いている
という点では同じですね。
つまり、夏をどのように過ごすかが、
秋バテになるかどうかの別れ道と言えるでしょう。
秋バテ対策法
「なんとなく体調が良くない」、
「秋バテかもしれない」と感じている人は、
早速秋バテ解消対策を行いましょう。
秋バテ解消のためには、身体を温めることが必要です。
入浴はゆっくり湯船に入ったり、夏の薄着はやめて、
暖かい服を着たりするだけでも違います。
また、冷たい飲み物は控えて、
温かいものを飲むようにしましょう。
また、食生活でも温かいスープや
身体を温めてくれる生姜を使った料理を
食べることもおすすめです。
秋は行楽シーズンですが、
秋バテなのに無理に予定を入れて忙しくしていると、
秋バテを悪化させてしまいますので、
ゆっくり休息をとり、
リラックスできる時間を作るようにしましょう。