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一見健康そうに見える痩せている女性・・。もしかしたら女性に多い「隠れ肥満」かもしれません




隠れ肥満とは

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隠れ肥満とは、表面上やBMI値では痩せているのに、
体脂肪率が適正値を超えている場合を言います。

20代などの若い女性は「やせているほうがよい」という
「やせ願望」が多いため、
見た目が痩せている人は非常に多いように見えます。

しかし、見た目がスレンダーでとても痩せている女性が、
実は隠れ肥満ということが最近多くなってきており、
20代女性の3割から4割が隠れ肥満状態と言われています。

隠れ肥満のリスク

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隠れ肥満は一見健康そうに見えますが、
実はさまざまなリスクをはらんでいます。

拡張期血圧と安静時心拍が高く、朝は調子が悪かったり、
やる気が起きないなどの不定愁訴を訴える人も
多いと言われています。

また、筋肉量が少ないため、脂肪を燃焼する力が小さく、
脂肪をより蓄えやすくなってしまっています。

この点は、若いうちは特に問題がなくても、
より年齢があがっていくにつれ、影響が出てくるでしょう。

特に、筋肉量が少なく、脂肪が多いため、
ロコモティブシンドロームになりやすくなります。

つまり、将来要介護や寝たきりになってしまうリスクが
増えるということです。

また、高血圧、高脂血症、心筋梗塞や
糖尿病などになる可能性も高くなってしまうので、
若いうちから注意が必要です。

隠れ肥満を防ぐには

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まず、食事面です。

隠れ肥満の女性によく見られる傾向としては、
朝食をとらず、間食が多いということが挙げられます。

朝食をとらないことで、
朝調子がでなかったりすることが多くなり、
間食を多く摂ることで、さらに肥満になってしまいます。

朝食は1日の活力を得るためにも大切です。

朝食を摂ることで、仕事などもはかどり、
生産性もあがり、気分もよくなります。

たくさん食べられなくても、
少しでも良いので朝食は必ず摂るようにしましょう。

また、メニューとしてはやはり和食が最適でしょう。

隠れ肥満は見た目は痩せていても脂肪が多く、
肥満ということなので、
洋食などはカロリーオーバーになりがちです。

和食は低カロリーで必要な栄養素を
しっかり摂ることができるので、おすすめです。

そして、適度な運動です。

隠れ肥満は、痩せている状態で脂肪が多いことから、
筋肉量が極端に少ない状態にあります。

適度な運動を定期的に行うことで、
少しずつ脂肪を燃焼し、筋肉を付けていきます。

運動はできる範囲の軽いものでも大丈夫です。

ウォーキングなどから始めるとよいでしょう。

筋肉がついてくれば、代謝もよくなり、
さらに脂肪を燃焼しやすくなるため、
脂肪の少ない健康的な体にすることができます。





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2013年12月28日 | カテゴリー:女性の健康 運動・ストレッチ

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