健康に良いサラダ。温野菜と生野菜のサラダにも違いが・・。実は奥が深い食べ物なんです。
コンビニのサラダはNG?
健康のためにサラダを食べる習慣のある人は多いと思います。
サラダは野菜をたくさん取ることができますし、
ヘルシーですから、健康に良いですよね。
でも、いつも食べているサラダは、
どうやって作っていますか?
1人暮らしで外食が多い人は、
野菜を余らせてしまうからとスーパーのカット野菜を
使っているのではないでしょうか?
また、オフィスでのランチに
コンビニでサラダを買う人もいますよね。
でも、スーパーのカット野菜やコンビニのサラダは、
栄養面であまりオススメできないんです。
なぜなら、スーパーのカット野菜や
コンビニのサラダに使われている野菜は、
カットしてから殺菌して水洗いしているので、
ビタミンCやカリウムなどの栄養素が
流れ出してしまっているんです。
ですので、健康や栄養面を考えれば、
カット野菜やコンビニのサラダではなく、
自宅で作ったサラダのほうがオススメです。
でも、カット野菜やコンビニのサラダは栄養が
まったくないというわけではありませんので、
どうしても自宅でサラダを作る余裕がないという人は、
カット野菜やコンビニのサラダでもOKですよ!
生野菜だけではなく温野菜も
サラダといえば、生野菜を使うのが一般的ですが、
いつも生野菜のサラダばかりを食べるのではなく、
温野菜もバランスよく使うようにしましょう。
温野菜にすると、嵩が減りますので、
野菜をたくさん食べることができます。
また、加熱することで食物繊維が増えるんです。
また、抗酸化力に関しても、
生野菜よりも温野菜のほうが強いとされています。
ただ、温野菜のほうが生野菜よりも
優れているというわけではありません。
生野菜に含まれている酵素は加熱すると壊れてしまいますし、
ビタミンCは熱に弱い性質を持っています。
ですから、温野菜と生野菜のサラダをバランスよく食べることで、
両方のメリットを得ることができるんです。
卵をつけるとさらに効果的!
健康のためにサラダを食べるなら、
卵をサラダに乗せましょう。
卵と野菜を一緒に食べることで、
カロテノイドの吸収がグンとアップするんです。
アメリカ栄養学会で発表されたパデュー大学の研究によると、
調理した卵と生野菜を一緒に食べると、
野菜のカロテノイドの吸収率が9倍にもなるそうです。
カロテノイドとは緑黄色野菜に含まれる色素で、
抗酸化作用があります。
つまり、カロテノイドの吸収率が上がれば、
それだけ体内の抗酸化力が高くなり、
がんや生活習慣病を予防できるんです。
健康に良いサラダですが、健康・栄養について突き詰めると、
なかなか奥が深い食べ物なんです。
自宅で生野菜と温野菜をバランスよく使い、
さらにゆで卵を乗せたサラダを食べましょう!