エノキタケを食べると内臓脂肪が減少?エノキタケの健康効果を知りましょう。
エノキタケでメタボ予防!
きのこ類が好きな人って多いですよね。
きのこには独特のうまみが含まれていますし、
和食でも洋食でも中華でも、
どんな料理にでも使いやすいというメリットがあります。
でも、きのこ類のメリットは、ただ美味しい、
使いやすいというメリットだけではないんです。
きのこ類は健康にも良いんです!
今日は、きのこ類の中でも健康に良いパワーを
たくさん秘めているエノキタケをご紹介します。
エノキタケの健康パワーの1つ目は、
メタボを予防できることです。
エノキタケには
エノキタケリノール酸という脂肪酸が含まれています。
「脂肪酸」と聞くと、「え?メタボを予防じゃなくて、
むしろメタボになるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、
そんなことはありません!
エノキタケリノール酸は
脂肪の代謝を活性化させる作用がありますので、
内臓脂肪を燃焼させる効果があるんです。
基本的に、内臓脂肪は運動しないと燃焼しませんが、
エノキタケを食べてエノキタケリノール酸を取ると、
運動しなくても運動しているのと同じような
内臓脂肪の燃焼効果を得られるのです。
ちなみに、このエノキタケリノール酸は
干しエノキ5gを500mlのお湯に入れて
保温ポットで30分放置したエノキ茶を飲むと、
効率よく摂取できますので、ぜひ試して下さいね。
ちなみに、エノキタケは100gあたり22kcalしかありませんので、
エノキタケを食べたからと言って
メタボになることはありませんので安心してください。
エノキタケは整腸作用も
エノキタケには、整腸作用もあるんです。
きのこ類には食物繊維が多めに含まれていますが、
エノキタケには特に多く、
なんとキャベツの2倍も食物繊維が含まれています。
つまり、エノキタケを食べると、便秘を解消できるだけでなく、
腸内環境を整えて免疫力を上げることもできるのです。
しかも、エノキタケには食物繊維の仲間である
多糖類のキノコキトサンやβグルカンも含まれています。
これらの成分は整腸作用があるだけでなく、
血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを低下させたり、
血圧を適正値に下げるという効果があることも確認されています。
エノキタケは生で食べるのはNG
メタボ予防や整腸作用、
生活習慣病予防に効果があるエノキタケですが、
食べる際は1つ注意しなくてはいけないことがあるんです。
それは、生で食べないようにすること、
必ず加熱して食べることです。
エノキタケにはフラムトキシンという
タンパク質が含まれています。
このフラムトキシンは強心作用がありますが、
同時に溶血作用もあるんです。
溶血作用とは血液内の赤血球を破壊してしまうことで、
特にO型の人の赤血球を壊す働きが確認されています。
フラムトキシンは加熱することで分解されますから、
エノキタケを食べるなら、
必ず加熱してから食べるようにしてくださいね。
きのこ類の中でもあまりエノキタケは食べなかったという人も、
今日からエノキタケを積極的に食べるようにしましょう。