イメージ画像

大根で肝炎予防?大根が持つ驚くべき健康パワーを知りましょう。




大根が消化に良い理由

160117-4

冬の野菜である大根は、消化に良い食べ物ですよね。

なぜ、大根は消化に良い食べ物なのか知っていますか?

大根が消化に良い理由、
それは大根には消化酵素が含まれているからです。

大根には、アミラーゼ、プロテアーゼ、
リパーゼという3つの消化酵素が含まれています。

アミラーゼは炭水化物を消化し、
プロテアーゼはタンパク質を消化します。

リパーゼは脂質の消化酵素ですから、
大根を食べると三大栄養素を消化するための消化酵素を
すべて摂取することができるんです。

食べたものから消化酵素を摂取できれば、
消化を促進することができますし、
消化管からの消化酵素の分泌が少なくて済みますから、
胃腸の負担を軽減することができるのです。

ただ、消化酵素は熱に弱く、
50度前後に加熱すると壊れてしまいますので、
胃腸が弱っているときは、大根は大根おろしなどで
加熱せずに生で食べるようにしましょう。

血液サラサラ効果もある!

150528-3

大根の健康効果は消化を助けるだけではありません。

血液をサラサラにする効果もあるんです。

大根にはイソチオシアネートという成分が含まれていますが、
このイソチオシアネートには血液をサラサラにして、
血栓を予防する効果がありますので、
心筋梗塞や脳梗塞を予防することができるんです。

さらには、このイソチオシアネートは
抗炎症作用や解毒作用がありますし、
抗酸化作用もありますので、
風邪で喉が痛いときは喉の痛みを和らげてくれますし、
アンチエイジングにも効果があるすごい栄養素なのです!

がん予防もできる

130617-1

大根はがん予防もできるんですよ!

大根にはオキシターゼという酵素が含まれていますが、
このオキシターゼは焼き魚の焦げの部分などから発生する
発がん性物質の生成を抑制する効果があるのです。

さらに、大根には食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維は腸内環境を改善して便秘を解消してくれますので、
大腸がんの予防も期待できるんですよ!

板垣だいこんに注目?

Exif_JPEG_PICTURE

大根は消化を助け、血液をサラサラにし、
抗炎症作用や解毒作用、抗酸化作用、
がん予防などの効果がありますが、
大根の中には肝炎に効果がある大根もあるんです。

肝炎に効果のある大根とは板垣だいこんです。

板垣だいこんとは福井県福井市の板垣地区で
栽培されている伝統野菜ですが、
この板垣だいこんは先ほど紹介したイソチオシアネートが
通常の大根の50倍も含まれていることがわかったんです。

通常の大根の50倍もイソチオシアネートが含まれていれば、
先ほどご紹介した血液サラサラ効果に加えて、
肝臓に脂肪が蓄積するのを抑制し、
脂肪肝やそれに伴う肝炎を予防してくれるのです。

これからは板垣だいこんが全国的に流通して、
肝炎予防に良い野菜として有名になるかもしれませんね!





タグ



2016年1月17日 | カテゴリー:食生活

あわせて読みたい関連記事