風邪薬では風邪は治らない?風邪を治すための唯一の方法を教えます!
風邪を治す薬はありません!
風邪を引いてしまった時、早く治そうと思って、
市販の風邪薬を買って飲んでいる人はいませんか?
風邪薬にはたくさんの種類がありますが、
実は市販の風邪薬って風邪を早く治すことはできないのです。
市販の風邪薬だけでなく、
処方薬でも風邪を早く治すことはできません。
それはなぜなのでしょうか?
まずは、風邪の原因を考えてみましょう。
風邪の原因の80~90%はウイルス感染とされています。
風邪を引き起こすウイルスに感染することで、
風邪を引いてしまうのです。
ということは、風邪を早く治すためには、
原因となったウイルスを撃退する必要があります。
ウイルスを撃退するためには
抗ウイルス薬を服用しなければいけませんが、
抗ウイルス薬ならどれでも良いというわけではありません。
そのウイルスに効果が抗ウイルス薬でないと
飲んだ意味がないのです。
ちなみに、風邪の原因となるウイルスは200種類以上います。
ですから、どんなウイルスに感染しているかを検査して、
それから抗ウイルス薬を選び、服用する必要があります。
でも、抗ウイルス薬は市販されていませんし、
病院に行って検査をしても、
検査結果が出る前に自分の免疫力で
治ってしまうことがほとんどなので、
基本的に風邪を早く治すための風邪薬というものは
存在しないのです。
風邪薬は風邪の症状を緩和させるもの
では、市販の風邪薬は一体何でしょうか?
風邪を早く治すこととができないなら、
市販の風邪薬は一体何のための薬なのでしょう?
市販の風邪薬は風邪の症状を緩和させるものです。
頭痛や熱があるなら、解熱鎮痛薬が主成分のもの、
咳がひどいなら咳止め薬が主成分、
鼻水がひどいなら鼻水を止めるための薬が
主なものを選ぶことになります。
風邪の症状が辛い時には、
風邪薬で症状を緩和させるのも良いのですが、
熱が出ている時は、
体内の温度を上げることでウイルスが生息しにくい環境を
作っています。
咳は喉のウイルスを体外に出そうとしていて、
鼻水は鼻水と一緒に鼻のウイルスを出そうとしているのです。
ですから、むやみに風邪薬を飲んで症状を緩和させてしまうと、
体内のウイルスを増やす結果になってしまいますので、
「辛い時に飲む」ようにして、
「早くの治すために飲む」のは止めておきましょう。
風邪を治すにはとにかく休む!
では、風邪を早く治すためにはどうすれば良いのでしょうか?
風邪を早く治すためには、水分補給をして、
とにかく休むことが大切です。
休んで体力を温存することで免疫力を高めましょう。
また、寒さを感じたら温かくすることで、
体温を上げて、免疫機能をアップさせることができます。
さらには、室内の保湿をすると、
ウイルスが増殖しにくくなりますし、
痰が切れやすくなりますし、
鼻水も水分がたくさん含まれて出しやすくなります。
そのため、風邪を治すためには、
免疫力を上げるために室内の湿度を上げて、
温かくしてゆっくり休むことが一番なんです。
自分の免疫力を上げることが一番大切なんですね。