お酒の前でも後でも途中でも!アミノ酸は、おつき合いの多いあなたの強い味方
お酒好きは知っていた、アミノ酸の効果
味の素より販売されている「ノ・ミカタ」という商品を
ご存知でしょうか。
顆粒のサプリメントで、
1回分3gに2,800mgのアミノ酸が含まれています。
もともと同社ではスポーツ用の
アミノ酸「アミノバイタル」を取り扱っていました。
これを、お酒の席の前後に飲むと翌日が楽!と、
一部のお酒好きの間では話題になっていました。
素早く吸収できて素早くエネルギーに変えることができる
アミノ酸サプリは、スタミナを持続させたい場面で
大活躍してくれる強い味方です。
アミノ酸は私達の命の源
人間の体の約20%を占めるたんぱく質は、
20種類のアミノ酸から構成されています。
そのうち9種類は体内で合成することができず、
食品から摂取することが欠かせません。
もともと体内に存在するアミノ酸にしても、
食品やサプリメントで補給することで、
様々な働きを促進することができます。
スポーツにおいてアミノ酸の補給を重要とするのは、
筋肉を回復させ損傷を抑える効果の他に、
激しい運動の後でも疲労による免疫力の低下が
抑制されるためです。
登山のような、過酷な環境において
長時間にわたって身体を酷使するスポーツでも、
アミノ酸を摂取することで身体へのダメージが軽減し、
スタミナを維持するのに役立つことが実証されています。
アミノ酸が二日酔いを軽くしてくれる理由
お酒を飲んだ時、肝臓では体内に取り込まれた
アルコールの分解が行われています。
アルコールが分解されてできたアセトアルデヒドが体内に残ると
二日酔いのつらい症状が起きてしまいます。
このアセトアルデヒドを体内に残らないように代謝させるには
アミノ酸の力が必要です。
この代謝に役立つアミノ酸はアラニンとグルタミンで、
同時に摂取することが、
肝機能を向上させるのには効果的とされています。
アラニンはシジミやアサリなどの貝類や、
牛・豚のレバーに多く含まれます。
飲んだ翌日にシジミの味噌汁、
などと言われるのはこのためですね。
グルタミンは大豆や小麦粉、肉・魚・海藻類・乳製品など
多くの食品に含まれています。
うまみ成分として知られ、調味料にも多く使用されています。
飲んだ翌日には、これらが含まれた食材を使って、
メニューを工夫してみるのも良いかもしれませんね。
アミノ酸はいつ摂取してもOK!
もちろん、お酒は適量にとどめるのが、
健康にも人間関係にも一番。
でも、ちょっとハメを外したくなることもありますよね。
飲み始める前でも、今日は長くなりそうだな、
と思ったら飲み会の途中でも、
飲み過ぎを自覚したら帰り道でも翌朝でも。
吸収の早いアミノ酸は、気がついたときに摂取すれば、
肝臓の働きを助けてくれますよ。