はちみつで口内炎が治る?はちみつの健康パワーを知りましょう。
はちみつは糖尿病になりにくい!
はちみつは、健康食品とされていますよね。
甘く濃厚な味わいがある甘味料なのに、
なぜ健康に良いのでしょうか?
はちみつの健康パワーをご紹介します。
はちみつは、
血糖値やインスリンへの影響が少ないことがわかっています。
はちみつはGI値(グリセミック・インデックス)と
II値(インスリン・インデックス)が
普通の砂糖に比べて低いんです。
GI値は血糖値の上がりやすさを示す指標で、
II値はインスリンが分泌されやすいかどうかを示す指標です。
どちらも低ければ、「血糖値が上がりにくい」、
「インスリンが分泌を抑制する」ということですので、
糖尿病になりにくいんです。
血糖値が上がれば、
その分インスリンが大量に分泌されますし、
インスリンが大量に分泌されれば、すい臓が疲弊して、
分泌量や血糖値を下げる効果が低下しますので、
糖尿病予防の手にはGI値とII値は重要なんですね。
はちみつはお口の健康にも効果的
はちみつは甘いのにも関わらず、
口腔内の健康にも効果を発揮します。
歯垢から歯石への変化と
それに対するはちみつの作用について調べると、
はちみつの種類によっては、
抗歯石剤として使われている「エチドロン酸」よりも
効果が高いことがわかったんです。
つまり、はちみつは歯石予防に効果があるということです。
歯石は、虫歯や歯周病の原因となりますので、
歯石予防は歯の健康、口の健康に直接つながります。
今後は、はちみつ入りの歯磨き粉や
マウスウォッシュが出てくるかもしれませんね。
はちみつは口内炎にも効く!
はちみつには、高い殺菌作用があることがわかっています。
昔は風邪をひくと
「はちみつ大根」を食べる習慣がありました。
これは、はちみつにも大根にも殺菌効果があって、
喉や気管支の炎症に効果があるからなんです。
はちみつの殺菌効果は、
風邪の時に役立つだけではありません。
なんと、口内炎の治療にも役立つんです。
口内炎ができると、痛くて食事も美味しくないし、
常に口内炎が気になってしまうので、
できるだけ早く治したいものですよね。
そんな時は、口内炎にはちみつを塗ると良いですよ!
サウジアラビアの
国立サルマン・ビン・アブドゥルアジーズ大学の研究によると
口内炎のある人を3つのグループに分け、ステロイド軟こう、
口内炎の貼り薬、はちみつでそれぞれに治療したところ、
はちみつが最も効果が高いことがわかりました。
はちみつを使ったグループの口内炎が最も早く小さくなり、
薬剤を使ったグループは痛みが緩和するまで
3~5日程度かかりましたが、
1日しかかからなかったとのことです。
はちみつパワーすごいですね!
この結果が全ての人に当てはまるかどうかは
まだわかりませんが、これから口内炎ができたら、
はちみつを塗って治療してみると良いかもしれません。
はちみつなら食べ物ですし、血糖値も上がりにくく、
虫歯にもなりにくいから安心ですよね。