紫外線対策してますか?情報を有効に利用し、お肌や健康への悪影響を排除して外出を楽しもう。
紫外線対策はもう世界的に常識
NTTドコモとアット・コスメの運営会社が、
協同で提供を開始したAndroidアプリ
「美肌UVミラー」が話題になっています。
2013年10月31日まで無料配信されるこのアプリは
その日の紫外線の強さに応じて、
手鏡に見立てた外枠の色が変化するようになっています。
テレビでは朝番組の中で紫外線予報を伝えていますし、
今や紫外線を気にするのが当たり前になってきました。
オゾン層の破壊が問題となり、
紫外線については美容の面だけでなく、
健康に対する悪影響が指摘されるようになりました。
日本でも、長いこと日光浴は健康に良いとされていましたが
現在では母子手帳からも「日光浴のすすめ」
といった記述が消え、「外気浴」などに代えられています。
紫外線の違いを知って正しい対策を
太陽光線のうち地上まで届くのは、
赤外線、可視光線、そして紫外線です。
この紫外線には、さらにUV-A、UV-Bという区分が
あるのをご存知でしょうか。
(UV-Cという非常に有害な紫外線もありますが、
これは地上まで届きません。)
これらは性質に差があり、
人間に与える影響や防御方法が異なります。
刺激が少ないのはUV-Aの方ですが、
じわじわと肌の奥まで到達するので、
シミやシワの原因となります。
雲やガラスを通り抜けるので、
曇りの日や屋内でも要注意です。
一方UV-Bは、シミや、
時には皮膚ガンをも引き起こす「有害紫外線」で、
眼球に与えるダメージも大きく、
徹底的に避ける必要があります。
お肌のタイプによって日焼けの仕方がちがう
人間のスキンタイプは、
大きく6段階に分類することができ、
日本人は概ねその中の3タイプに収まります。
日光に当たるとすぐに赤くなり、
メラニンをほとんど生成せず肌が褐色にならないタイプ。
日光に当たっても赤くならず、
日焼けしてどんどん褐色になるタイプ。
そして、この2つの中間に位置するタイプで、
日本人には一番多く、約70%がこの中間タイプにあたります。
赤くなるのは皮膚の炎症で、
軽いやけどを負っているのと同じことです。
また、メラニンはシミの原因として知られていますが、
紫外線からお肌を守る働きもあるので、
赤くなるタイプの人は紫外線からの害を防御しづらく、
皮膚ガンリスクも高いとされます。
紫外線は人を老けさせる
紫外線を浴びた皮膚の細胞は、活性酸素を生成します。
活性酸素は表皮細胞の代謝を衰えさせ、老化を促します。
皮膚内のコラーゲンを硬くし、
ハリや弾力を失わせシワを作ります。
また、メラニンを必要以上に生成させる誤信号を送り、
シミの原因ともなります。
活性酸素が生成される原因は
紫外線ばかりではありませんので、
食事や生活の中で対策をすることも必要ですが、
こと皮膚の老化に対しては、
紫外線対策が最も重要なポイントです。