和食でダイエットするなら、食べあわせに注意しましょう!炭水化物+タンパク質はNGです
和食は太らないって本当?
和食は、世界に誇る健康食です。
脂質が少なく、食物繊維が豊富なため、
ヘルシーでダイエットに向いていると
言われていますよね。
ダイエットしようと、和食中心の生活に変えても、
ダイエットのためのポイントを
しっかり押さえておかないと、
ダイエットしているつもりだったのに、
いつの間にか太っていたということになりかねません。
和食中心の食生活で、ダイエットを効率的に行うには
「食べ合わせ」が重要です。
食べ合わせを間違うと、消化不良になり、
脂肪が溜まりやすい体質になってしまいます。
炭水化物+タンパク質はNG
炭水化物もタンパク質も、
人間には必要不可欠な栄養素ですが、
この2種類の栄養素を同時に摂取してしまうと、
脂肪が蓄積しやすくなります。
2つ同時に摂取する和食といえば、
お寿司や卵かけご飯、カツ丼などですね。
炭水化物とタンパク質を一緒に食べてしまうと、
炭水化物の消化酵素(アルカリ性)と
タンパク質の消化酵素(酸性)が
それぞれぶつかり合って、作用が弱まってしまいます。
消化不良のまま、食べ物が腸へ移動すると、
有害な毒素を排出し、腸内環境が悪化して、
代謝が悪くなり、脂肪が蓄積しやすい体質になります。
脂肪が蓄積しやすくなるからといっても、
実際は1回の食事で、
炭水化物とタンパク質同時に摂取しないというのは、
不可能に近いですので、
昼食はタンパク質を多めにして炭水化物を控える、
夕食は炭水化物を多めに食べてタンパク質を控える
などの工夫をすると良いでしょう。
果物、野菜、炭水化物、タンパク質の順に
体内で早く消化されますので、
ダイエット中はこの順番を意識して食べると、
消化しやすく、ダイエットの効率が上がりますよ。
砂糖たっぷりのおかずは避けて
和食の特徴と言えば、甘辛い料理が多いことです。
甘辛い料理は、ダイエットの敵とも言える
砂糖がたっぷり入っているんですよね。
また、白いご飯も思わず進んでしまいます。
甘辛い和食の代表は、肉じゃがやすき焼き、
天丼などでしょう。
砂糖たっぷりのおかずに、白米を食べると、
血糖値は急上昇します。
血糖値が上がると、インスリンが多量に分泌されますが、
インスリンが分泌されると、
脂肪の燃焼が抑制されてしまいますので、
太りやすい体質となります。
代謝を上げる食事
「炭水化物とタンパク質を一緒に取らないこと」
「砂糖たっぷりの甘辛いおかずは避けること」
に気をつければ、
和食はダイエットに向いているヘルシーな食事です。
和食でダイエットするなら、
代謝を上げる食材を取り入れて、
さらに効率よくダイエットしましょう。
代謝を上げる食材には、
納豆や味噌などの発酵食品や唐辛子、
しょうがなどがあります。
発酵食品は、腸内環境を整えて、
脂肪燃焼を助けてくれる作用がありますし、
唐辛子はカプサイシンの効果で脂肪燃焼を促進し、
しょうがは体を温めて、
体温を上げることで代謝を上げてくれる働きがあります。
代謝を上げる食材を積極的に取り入れて、
和食ダイエットを成功させましょう。