あなたはどうですか?歯磨きの正しいタイミング。歯磨きはいつするのが良いの?
食後すぐはNG?!歯磨きの最も効果的なタイミングとは?
食後すぐに歯磨きをする!職場にも歯磨きブラシを持参し、
昼食を摂ったらすぐに歯磨き・・・
という方はかなり多いのではないでしょうか。
けれど、その歯磨きのタイミング、
本当に正しいのでしょうか?
日本人に多い『食後すぐの歯磨き』習慣
日本人は、食後に歯磨きをするという人が
圧倒的に多数を占めています。
朝・昼・夜食後の1日3回もしくは、
朝・夜食後の1日2回が一般的だそうです。
最近では、食事が終わったらすぐに洗面台へ直行!
という人も増えてきていますが、
実は、食後すぐの歯磨きは歯科医の間でも
それほど重要視されていないようです。
食後すぐの歯磨きは、案外効果がない
食事中は唾液がよく出るため、食後の口の中は、
それほど虫歯の原因菌はありません。
そのため、うがいもしくは
軽い歯磨きだけで充分と言われています。
食後の歯磨きをする場合、歯磨き粉は使わなくても大丈夫。
歯磨き粉をたっぷりつけて、
固い歯ブラシでゴシゴシこすると、
逆に歯を痛めてしまうことにもつながります。
歯に詰まった食べ物を取るためには、
爪楊枝なども併用すると良いでしょう。
外出先での食事が多く、
なかなか歯磨きタイムが取れない・・・と悩む方は、
携帯コップでとりあえずうがいだけでも、
十分効果が期待できそうですね。
『寝る前』が歯磨きのゴールデンタイム
最も時間をかけて、
丁寧に歯磨きをしなければならないのは、夜寝る前です。
夜は唾液が減り、口腔内の殺菌作用が減るため、
虫歯の原因となる菌が増殖しやすいため、
寝る前の丁寧なブラッシングが最も重要になってきます。
テレビを見ながらの「ながら歯磨き」ではなく、
歯のすみずみまで磨けているかを意識しながら、
しっかりブラッシングをするようにしましょう。
口臭には、起床後すぐの歯磨きが効果的
虫歯の原因菌は夜中に増えるため、朝一番の口の中は、
とても汚れた状態となっています。
寝起きに口がネバネバしていると、
歯周病や口臭の原因となってしまいます。
特に口臭が気になる人は、
起床後も、しっかり口の中をきれいにするために
丁寧な歯磨きを心がけましょう。
唾液を増やそう!
虫歯予防には、歯磨きだけでなく、
唾液を増やすこともとても大切です。
緊張しやすい人は唾液が減りやすい傾向にあるので、
ガムを噛んだり、梅干しを食べるなどして、
唾液を増やすようにすると良いでしょう。