餃子は完全栄養食だった?餃子に含まれる栄養素を知りましょう。
餃子の皮=炭水化物
餃子は健康に良いというイメージはあまりないと思います。
むしろ、餃子はビールやラーメンと一緒に食べる人も多いので、
健康に悪い食べ物というイメージを
持っているのではないでしょうか?
でも、実は餃子は健康を保つ上で
必要な栄養素をバランスよく含んだ食べ物なんです。
餃子にはどんな食べ物が含まれているのかをご紹介します。
餃子に含まれる栄養素の1つ目は、炭水化物です。
餃子の皮は小麦粉でできていますよね。
小麦粉は炭水化物を豊富に含んでいますので、
餃子を食べると炭水化物を摂取することができるんです。
炭水化物は悪いものと思われがちですが、
炭水化物はエネルギー源ですし、
過剰な糖質制限は健康被害をもたらす可能性もありますので、
炭水化物は必要な栄養素なんです。
餃子の具=ビタミンやタンパク質
次に餃子の具についてみてみましょう。
餃子の具は豚肉と野菜が多いですよね。
豚肉にはタンパク質やビタミンB1が豊富に含まれています。
また、餃子に使う野菜はニラやキャベツなどが多いですが、
ニラもキャベツもビタミンA(βカロテン)やビタミンB群、
ビタミンC、ミネラル類がバランスよく含まれていて、
さらにニラには硫化アリルという成分が
豚肉のビタミンB1の吸収を助けてくれる働きがあります。
また、キャベツにはイソチオシアネートという
抗がん作用のある成分が含まれています。
そして、餃子の具の中にニンニクを入れることが多いですよね。
ニンニクには硫化アリルの一種である
アリシンという成分が含まれていますが、
アリシンは抗菌作用がありますので、
風邪などの感染症にかかりにくくなります。
また、ニラの硫化アリルと同じように
ビタミンB1の吸収を促進する作用もありますし、
血液サラサラ効果や整腸作用、
肝機能の強化などの作用もあるんです。
餃子に使う調味料も栄養がある!
そして、餃子を食べる時にはお酢を使いますよね。
お酢にはアミノ酸やクエン酸などが豊富に含まれていて、
内臓脂肪の減少や高血圧予防、血糖値の低下、
コレステロールの低下などの働きがあります。
また、防腐・殺菌効果や疲労回復効果もあるんです。
餃子を食べる時に、お酢を調味料として使うことで、
お酢の健康パワーも摂取することができるのです。
また、餃子はカロリーが気になるところですが、
具材のひき肉には脂肪が少なめの赤身の部分を使うようにして、
焼き餃子や揚げ餃子ではなく水餃子にすると良いでしょう。
餃子は炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、
そのほかの栄養素を一気に取れる
完全栄養食に近い食べ物なんです。
ただ、餃子を食べていれば
必要な栄養素がすべて取れるというわけではありませんし、
食べすぎはカロリーオーバーになりますので、
注意してくださいね!