小豆は大豆以上に健康的な豆だった?小豆の健康効果3つ!小豆は食物繊維の宝庫です
小豆は食物繊維の宝庫
健康に良い豆類と言えば、最初に思い浮かぶのが
「畑のお肉」と言われる大豆だと思います。
確かに、大豆は健康に良い食品なのですが、
実は大豆と同じくらい、もしかしたらそれ以上に
健康に良い身近な豆があるんです。
その豆とは小豆です。
小豆は3つの健康に良い栄養素があるんです。
1つ目は、食物繊維です。
小豆には100g中17.8gもの食物繊維が含まれているんです。
しかも小豆の食物繊維は、
ウサギのフン型の便秘に特に効果が高いんです。
ウサギのフンのように硬くて
コロコロした便しか出ずに便秘になる人は
ストレスが便秘と言われていますが、
ストレスが原因の便秘には加熱した食物繊維が効果的なんです。
ですから、野菜サラダからの食物繊維よりも、
しっかり加熱した小豆の食物繊維のほうが効果が高く、
小豆からの食物繊維は宿便解消に役立ちますし、
宿便を解消できれば、大腸がんの予防にもつながります。
小豆でむくみ解消!
小豆の健康効果2つ目は、サポニンです。
サポニンは大豆にも含まれている栄養素です。
小豆や大豆を煮た時に泡が出ますよね。
あの泡になる化学成分がサポニンなんです。
サポニンは血中のコレステロールなど
脂肪を低下させる効果があるため、
肥満予防や動脈硬化予防にも効果がありますが、
なんといっても特筆すべき効果はむくみ解消効果です。
サポニンは利尿効果が高く、
体内の余分な水分を尿として排泄してくれる効果があるのです。
ですから、水分を取りすぎた時や疲れた時などに起こるむくみは
小豆を食べてサポニンを取ることで解消することができるのです。
また、小豆にはカリウムも豊富に含まれています。
カリウムにも利尿効果がありますので、
小豆はダブル効果でむくみを解消することができるのです。
小豆で生活習慣病予防
小豆にはポリフェノールもたっぷり含まれています。
ポリフェノールが含まれている代表的な食品には
赤ワインがありますが、赤ワインには100gあたり
300mgのポリフェノールが含まれていますが、
小豆(乾)は100gあたり460mgも含まれているんです。
ポリフェノールは抗酸化作用がありますので、
動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病を予防することができますし、
がん予防の効果もあります。
また、アンチエイジングにも
ポリフェノールの抗酸化作用は欠かせませんよね。
このほか、小豆にはビタミンB1やビタミンB2、
亜鉛、鉄などのビタミン、ミネラル類が豊富に含まれています。
これだけの栄養素が含まれていれば、
小豆が大豆以上に健康的な豆類であることにもうなづけますよね。
今日から小豆を積極的に食べるようにしてみては
いかがでしょうか?