体内で活性酸素が増える原因4つ!増えないように心がけましょう
活性酸素が健康に悪い理由
近年、ポリフェノールやカロテノイドなどの
抗酸化作用のある栄養素が大きな注目を集めていますね。
抗酸化作用がある栄養素は、
体内の活性酸素を除去してくれる働きがあるので、
抗酸化作用がある栄養素を摂取すると
健康に良いとされているんです。
では、その抗酸化作用によって除去される活性酸素は、
健康にどんな悪影響があるのでしょうか?
あなたは活性酸素の害を知っていますか?
実は活性酸素は強い殺菌効果を持っていますので、
適正量であれば、免疫力を高める効果があります。
でも、過度に増加してしまうと、
正常な細胞や遺伝子を攻撃してしまうことで、
細胞や遺伝子を酸化させるのです。
酸化=老化と考えてください。
体内に活性酸素が増えすぎると、細胞や遺伝子が酸化することで、
動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、がん、糖尿病、認知症、
アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、
白内障などを発症させる原因となるのです。
活性酸素が増える原因=ストレス
では、様々な病気を引き起こす活性酸素を
体内で増やさないためにはどうしたら良いのでしょうか?
活性酸素が増える原因を知っておきましょう。
活性酸素が増える原因の1つ目はストレスです。
人間はストレスを感じると、ストレスに対抗するために副腎から
副腎皮質ホルモンが分泌されます。
この副腎皮質ホルモンが分泌される時に、
活性酸素が一緒に作られてしまうんです。
そのため、日常生活内でのストレスは
できるだけ取り除かなくてはいけませんし、
ストレスを感じたら、早めに解消するように心がけましょう。
活性酸素が増える原因=アルコール&喫煙
活性酸素が増える原因の2つ目は、アルコールと喫煙です。
アルコールは、肝臓で分解されますが、
肝臓で分解される途中で活性酸素が発生してしまいます。
また、タバコには4000種類もの化学物質が含まれ、
そのうち60種類は発がん性物資が含まれています。
タバコを吸うと、これらの有害物質が体内に入ってくるわけですから、
その有害物質から体内の細胞を守るために、
殺菌効果が高い活性酸素がたくさん作られるようになるんです。
そのため、活性酸素を増やさないためには、
飲酒は控えめにして、タバコは禁煙するようにしましょう。
活性酸素が増える原因=過度の運動
活性酸素が増える原因の3つ目は過度の運動です。
運動自体は健康に良いものですが、激しい運動をすると、
酸素をたくさん取り込もうとしますよね。
そうすると、普段よりもたくさん取り込まれた酸素の一部が
活性酸素に変化してしまうんです。
ウォーキングやジョギングなどの軽めの運動であれば、
抗酸化作用のある栄養素の働きを促進しますので、
激しい運動は控えて、軽めの運動をすると良いでしょう。
活性酸素が増える原因=紫外線
活性酸素が増える原因の4つ目は紫外線です。
紫外線を浴びると、紫外線が肌に刺激を与えますので、
皮膚細胞で活性酸素が作られてしまいます。
特に、皮膚細胞で作られた活性酸素は
その働きが強力であるとされていますので、
日焼け止めクリーム等を使って、
さらに帽子や日傘などで紫外線対策をしっかり行うようにしましょう。