イメージ画像

ダイエット中の便秘は食物繊維の種類が問題だった?食物繊維の種類を知りましょう。




食物繊維には2種類ある

Woman with stomach pain

便秘を解消し、腸をきれいに保つ働きがある食物繊維ですが、
食物繊維には2種類あるって知っていますか?

食物繊維には水溶性の食物繊維と
不溶性の食物繊維があるんです。

水溶性の食物繊維はその名前のとおり水に溶ける性質があり、
不溶性食物繊維は水に溶けずに、
そのまま排泄されるという性質があります。

食物繊維は、便秘を解消するという働きがありますが、
この水溶性食物繊維と
不溶性食物繊維の違いを知っておかないと、
便秘を悪化させる可能性もあるんです。

便秘解消には食物繊維をバランスよく!

お腹

便秘を予防・解消のためには、
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が必要です。

水溶性の食物繊維は水に溶けて便を柔らかくする効果があり、
不溶性の食物繊維は便の嵩を増やして
便の嵩を多くする効果があるからです。

便が硬ければ便秘になりますし、
便の量が少なければ腸の動きが悪くなりますので、
便秘になります。

そのため、便秘を予防する時は、
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が必要なんです。

具体的な割合は、
水溶性食物繊維:不溶性食物繊維=1:2
が理想的な割合と言われています。

ダイエットしている女性は要注意!

130620-23

食物繊維を豊富に含む食品は、
たいてい水溶性食物繊維と
不溶性食物繊維の両方を含んでいますが、
水溶性食物繊維が多いものや
不溶性食物繊維が多いものがあります。

水溶性食物繊維を多く含むものは、
野菜や果物、海藻類です。

不溶性食物繊維を多く含むのは、穀類や根菜類となります。

ここで、ダイエットしている女性は注意が必要です。

カロリーが低くて量をたくさん食べられるからと、
ダイエット中は生野菜のサラダ、
海藻サラダを中心にした食事をして、
炭水化物を抜いていないでしょうか?

このメニューだったら低カロリーだし、
生野菜や海藻をたくさん食べているから便秘にならないはず
と思っているかもしれませんが、
生野菜や海藻類は水溶性食物繊維が比較的多く、
炭水化物つまり穀類に多い不溶性食物繊維が
不足してしまう可能性があるんです。

不溶性食物繊維が不足すれば、便の嵩は増えません。

特に、ダイエット中は食事量が少なくなりますので、
便の量はいつもよりもずっと少なくなり、
腸が刺激されませんので、便秘になってしまうんです。

そのため、ダイエット中でも生野菜や海藻類だけではなく
穀類をしっかり取るようにすると便秘になりにくいですし、
穀類だけでなくそのほかの食品もバランスよく取ることで、
栄養不足にならず、
きれいに健康的に体重を落とすことができます。

もちろん、ダイエット中でない人も
食物繊維には種類があることを知って、
水溶性食物繊維:不溶性食物繊維=1:2
の割合で取るように心がけてくださいね!





タグ



2015年11月15日 | カテゴリー:ダイエット

あわせて読みたい関連記事